虚ろに開いた目蓋に


涙は世界を映す


それはきっと


無償の愛を求めたから



カナシイのも


サミシイのも


それはきっと私の我が儘


それでもいい


悪い子だとしても


望むコトバがほしかっただけだから



愛してる、とか


大好き、とか


そんな大袈裟なコトバじゃなくていい


些細な優しさでいい


このまま望まないコトバばかり


積み重なっていくよりは



そうして閉じた目蓋の裏で


誰よりも、何よりも幸せな


理想を描いて、



―泣いた