ゾイドの改造と一口でいっても、武器のポン付けやディテールアップ、可動化など色々なジャンルがあります。
この講座では、私がメインにおこなっている「公式ラインナップにない生物のオリジナルゾイドをミキシングビルドで作る」って改造の方法を紹介したいと思います!
モチーフの選び方
まずは作りたいゾイドのモチーフ生物を決めましょう。
現生生物だけでなく、絶滅種や架空生物でももちろんOK
作りたいものを作りましょう!
モチーフを決める方法は以下2つかなと思います。
①既存ゾイドの造形をみて、作れそうな生き物を選ぶ
例えばガブリゲーター(ワニ種)を見て「脚をヒレに替えたらモササウルスになりそうだ」とか「キャノンブル(バッファーロー種)の角を変えればトナカイやヘラジカになりそうだ」など、既存ゾイドのシルエットから着想しモチーフを決める方法です。ゾイド全体のシルエットだけでなく、一部パーツの造形などからも「このパーツ○○に似ている!」なんてアイディアが閃いたりします。比較的小改造でモチーフ変更できる可能性があり、最初の1体におすすめです。
例)ハンマーヘッド(シュモクザメ型)を見て、ホホジロザメに出来そうと作った例
②作りたい生物をまず決めて、それからベースキットを選ぶ
「私は○○のゾイドを作りたい!」と最初に決めて、それからベースとなるゾイドやパーツを選んでいく方法です。
個人的にこちらの考えかたがおすすめ。なぜかというと「作れそうなもの」ではなく「作りたいもの」を作る事になるからです。
作りたい生き物=自分の好きな生き物であるかと思います。生き物に限った話ではありませんが好きな物には好きだからこその色々な着眼点やこだわり、ここが好きポイントがあるはずです。そういった物を造形に落とし込む事でよりこだわった作品ができます。
例)首長竜が好きなので作りました。
ベースキットの選び方
ここでいうベースキットとは、胴体部に使うパーツの事です。
胴体は動力ユニットが入るので大幅な形状変更をしにくい(出来ないわけではない)部分です。
まずはベースキットを選ぶ事が改造への導入です。
上記①の場合は既にベースキットが決まっているので問題なし。
②の場合は似たシルエットのゾイドを探します。
●何足で歩くのか
●胴体以外に使えるパーツはあるのか
●流用できるギミックはあるのか
またゾイドはモーターへの配線を+-逆(または電池の向きを逆)にする事で逆走化させることが出来ます。
前後や上下を逆にして使う事を考えても可能性が広がります(↑画像の首長竜はベースにガノンタスの胴体を前後逆にして使っています)
ここまで決まれば改造一直線!
自分だけのオリジナルゾイドを作りましょう!