ブログを書くのが凄く久しぶりになってしまった。

一度書かなくなるとダメですね。。。。

ゾイドは継続して作っていたので、それらの紹介がてらブログを再開します。

今回紹介するものはもう1年近く前に作ったものなので少しうる覚えですがご容赦ください^^;

 

 

兵器解放時

 

動画

 

 

作品名 トゥアタラ・ヌイ(ムカシトカゲ種)

 

作品概要

ムカシトカゲってご存知ですか?

名前にトカゲとついていて姿もトカゲそのものなんですけど、トカゲとは全く異なる系統の爬虫類で生きた化石です。

頭頂眼って第3の目を持っていて、そこに痺れたのでゾイドにしてみました。

名前はトゥアタラ(英語・現地語のマオリ語でムカシトカゲ)+ヌイ(マオリ語で大きい)から付けました。

爬虫類らしい三角形の頭部、名前の由来にもなっている頭部から尾の先まであるトゲ、体に対して横向きに付いている四肢、そしてなにより動力駆動する事にこだわりました。

 

製作過程

イメージラフ、ガブリゲーターベースで簡単に作るつもりが実際はかなり大変でした^^;

 

頭部骨格はガブの頭部を短くし、幅を増やしています。

 

尻尾はゼノレから拝借。強化パーツで延長し、塗り分けで骨格と装甲に分かれているように見せる事にしました。動力連動で尾を振れるように取り付けてあります。先端はギルラプターの尾先に変更。

 

頭部装甲はガブのものを加工、首はギルラプターかな?上下に動力連動するように取り付けています。

 


首上の装甲はスナイプテラから、その上のトゲはギルラプター、見えにくい(付いていないかも)けど首下のパーツはパキケドスから拝借しました。

ガブリゲーターでは再現されていないんですけど、トカゲやワニなどの爬虫類って四肢が体に対して横向きについていて腕立て伏せのような姿勢なんですよね。これが恐竜と決定的に違うポイントで重要と考えたので再現することにしました。

動力軸から水平に伸びた脚ってゾイドで例が無いから手探りで作る事になりました。

 

前脚のベースがこんな感じ、ガブの前脚を加工しています。そのままだと薄いので最終的にパテで太らせます。

窮屈に畳まれていた脚が伸びて生物感がグッと上がったきがしました。

この時点で兵器解放ギミックがほぼ完成しています。背中のトゲ(兵器解放時の銃身)はギルラプターから。

 

後ろ脚のベースはこんな感じ。この段階では脚の関節を完全に固定せずに角度調整できる余地を残しています。

 

脚部の装甲はガンプラジャンクパーツから、肩とか脚部のパーツかな?

 

この段階で歩行チェックしながら脚関節を固定、歩いていても止まっていてもそれっぽくなるように意識しました。

4つ脚は左右対称に作って各脚がきちんと接地すればしっかり歩いてくれますね。

背中のトゲや指をパテで盛ってから尖らせました。

首下の装甲は首の上下に連動して勝手に動いてくれて棚ぼたでした。

 

背中のトゲを尖らせて、眼部のバイザーを作りました。

バイザーは一度パテで作ってからUVレジンでお湯まる複製です。

片方を紛失してしまい一度作り直しています。

 

電飾作成、瞳孔が光って浮かび上がるようにしてみました。頭頂眼も光ります。

左右の眼+頭頂眼でLED3灯、電池とスイッチは首上装甲と首の間にあります。

実物は写真より結構明るく光っています。クリアパーツの裏面には消灯時に鏡面になるスマホ保護フィルムを張って、LED消灯時は反射光で光り瞳孔のラインも見えないようになっています。

あとは塗装だけと思っていたけど、最後に予定になかった歯を生やすことにしました。

やっぱり無いと変だよね。

 

兵器解放ギミックはガブのギミックを流用し、背中をスライドすると首横から1対のキャノンが出現、背中パーツはボールジョイントで変形してキャノンがさらに1つ出てくるようにしました。

私はオリジナルモチーフのゾイドを作るときってモチーフのシルエットを出来るだけ再現したいんですけど、武器を積むとそのシルエットが崩れたり隠れたりしてしまう悩みが毎回あるんですよね。今回は通常時に武器が完全に隠れるので良くできたかなと思います。

塗装は装甲<灰サフ→タミヤのフィールドグレー>、骨格<黒サフ→ミスターカラーの黒鉄色>、スミ入れは黒で最低限箇所のみって感じです。

 

感想

私はゾイドを玩具として作っているので遊びやすさ・剛性も意識しています。

写真ではわからない部分なのですが、ポロリもなく各部もがっしり作れたので結構うまく作れたかなと思います。

現時点で私の代表作です^^