今回は改造に使う道具をご紹介します。

改造は極端な話、ナイフ1本あれば出来ます。

ですが綺麗に仕上げられなかったり、時間がかかったりしてしまいます。

改造を進めていくなかで必要と感じたら適宜検討してみてください。

 

デザインナイフ

改造で最も多用するのが模型用のナイフです。

カッターナイフとの違い刃がグラつかず、力も入れやすい事です。

パーツやパテの整形に使います。切れ味が悪くなったと思ったらすぐ刃を交換すると綺麗な仕上がりと時間短縮になります。

 

 

模型用ニッパー

パーツやプラ棒を大雑把に切るための道具です。後述の模型用ノコギリでもパーツやプラ棒を切れますが、ニッパーを使った方が圧倒的に早く削りカスもでません。切断面が潰れてしまうのであくまで大雑把な切り出し用で切断面はナイフとヤスリで整えます。

強引にガシガシ使いたいのでアルティメットニッパーのような繊細なニッパーを改造に使うにはもったいないですね。

切れ味はそこそこですが5ミリプラ棒も切れる丈夫なニッパーで私はメインに使用しています。あたりまえですが100均ニッパーより切れ味もよいです。タミヤの持ち手がグレーのニッパーも同じ用途で使えます。

切断面が「普通のニッパー」よりもキレイです。薄刃といっても結構丈夫です。使いどころは限られますが持っていると少し繊細さがいるところもニッパーで済ませられて時短になります。

 

模型用ノコギリ

数種類のキットパーツを使うミキシングビルドをするなら持っておきたいのがノコギリです。パーツを切って形状を変化させたり、1つのパーツをノコギリで分割して複数パーツとして使用したりできます。

 

ピンバイス

パーツに穴を開けるためのドリルです。例えばゾイドに装甲を追加したい時の取り付け穴を開けるなどが主な用途です。

ゾイドには装甲や武器を取り付けるための突起(ハードポイント)が各所に付いているのがすが、3.1ミリ径です。

3.1ミリのドリル刃は見かけないので、ハードポイントを利用した取り付け穴を開ける場合、私は3ミリで穴を開けた後ドリル刃の側面で穴を少し拡張しています。

 

わかりにくいのですがタミヤのピンバイスはお尻側にもドリル刃用のアタッチメントが収納されています。ドリル刃は別売りです安価なもので問題ないです。いきなり3ミリなどの大きな穴を開けると確実にズレるのでまずは1.5ミリくらいの穴を様子を見ながら開けてから3ミリ刃で拡張します。刃を交換するのは以外に手間なので2本持っておくとスムーズです。

 

紙ヤスリ

パテの整形や切断面の仕上げなどに使います。

多種多様ありますが耐水性のものを選びましょう。乾いた状態でヤスリを掛けると粉塵が舞い体に悪いので水に濡らしながらの水研ぎがおすすめです。

個人的には400番を一番使います。仕上げに600番、800番。800番で仕上げても塗装するならサフで平滑になります。

紙ヤスリは当て木をして仕様します。

平らな面があれば何でも良いのですが、専用商品もあります。

 

↑両面テープなどを使用せず固定できるのでおススメです。

 

また、ウェーブから販売されている当て木付の紙ヤスリ、ヤスリスティックはとてもおススメです。

 

 

 

パテ

パテと聞くと敷居が高く感じるかもしれませんが、実際は逆で「失敗してもパテでリカバリーすればいい」と気軽に考えられて改造の敷居を下げてくれます。これから改造を始めたいと考えている方はとりあえずパテを買ってしまうのがおススメです。

おススメはこちらのページをご参照ください。

 

 

道具はまだまだありますが、上記のものがあれば改造に十分とりかかれます。

ぜひ参考にしてください。

 

次回、モチーフ選定と改造素案作成編です!