作品名 ハナタツ種 ブロッサムドラゴン
設定
ハナタツ(タツノオトシゴの仲間)種ゾイド。
艦隊護衛機として頭頂の指向性ソナーで索敵、敵機は魚雷で撃破します。
関節可動によって高速航行姿勢を取らせることができます。
また、タツノオトシゴはカンガルーのようにお腹の袋で子育てするので、それをを模して小型機格納ギミック付を付けました。機雷掃海機として頭部カッターで係維機雷のワイヤーを切り浮上させます。
概要
エディオンゾイドコンテスト用に作ったゾイドです。
が・・・・・・・・・・・
参加は間に合いませんでした><
まぁ商品や抽選品を実店舗に取りに行かなければいけない規約で、私の住む県からは正直厳しかったので、これで良かったとも思っています。ですが、公式ゾイドコンテストは次があるかわからないので、やはり心残りな部分もあります^^;
●モチーフ選びについて
今までのミキシングで使わなかったパーツが増えてきました。
出来るだけそれらを使って作りたいと考えて、前々から考えていたスナイプテラを使って魚類を作る構想を実現する事にしました。胴体骨格を前後逆にするとメダカっぽいんですよね(笑)
なのでメダカか深海魚を作ろうと思っていたところ、スナイプテラの頭を見ているうちにタツノオトシゴっぽいなと思って、製作を進める事にしました。タツノオトシゴについて調べていくうちに、藻に擬態するために体中に突起のあるハナタツが不気味綺麗で好みだったのでハナタツ型ゾイドを作る事にしました。
●動力・ギミックについて
ゾイドは動いてこそだと思っているので動力は活かす方向だったものの、タツノオトシゴってあまり積極的に動く印象でなく、形状から歩行が不可能だったのでどうしたものかとかなり悩みました。なんとなく体をくねらせたり、武器をピコピコ動かすだけでは正直イマイチ。
そんな時に、ジャンクパーツの中にあったスコーピアの尻尾を見てピンときました。
タツノオトシゴの頭っぽい。
そしてタツノオトシゴはオスがカンガルーのように子供を育てる生態を思い出して、一気にアイディアがまとまりました。動力ユニットを外した空間に小型ゾイドを格納できるようにして、子育ての生態を表現する事にしました。
●設定の補足
地雷の水中版を機雷といい、機雷を除去する事を掃海といいます。
機雷には色々と種類があるのですが、一般的な機雷に係維機雷という物があります。
機雷本体におもり付のワイヤーが伸びており、任意の深度に機雷本体を係留できる仕組みです。このワイヤーを子機が切る事で、機雷本体を浮上させ、浮上した機雷を自艦の機銃で処理します。敵機と機雷原の発見は親機が行います。
明るめの写真
高速航行姿勢
頭部・頸部
頭部はスナイプテラをベースにラプトール・スコーピアで作りました。
目はクワガノスのパーツ、ヒレはガブリゲーターの足です。
魚なので首というのは変ですが、首はスナイプテラの骨を別売り武器のボーンブレードに通しています。
胸部
ベースのスナイプテラ骨格は上下逆に使用し、プラ板やパテで隙間埋め、曲げランナーをパイプに見立ててで3ミリ穴×2を埋めました。
正面はガブリゲーターの下あごをハッチのフタに使用し開閉できるように取り付け、下腹部にはガブリゲーターの頭部上骨格を使用しラインを整えています。
装甲はガノンタスの甲羅骨をHGガンプラバトルアームアームズのアームで接続、こちらも子機展開時に開く事ができます。
背中の突起はスパイデスの脚、背びれはガブリゲーターの足です。
背部装甲はガブリゲーターの装甲を使用、スパイデスの脚からパイプを移植しました。
尾部
ガブリゲーターの尾を2個分使用しています。装甲もガブリーゲーターの尾装甲です。
可動出来るように中央に穴を開け、ワイヤーを通してあります。
武装
水中って使える武装が限られるから難しい。
ミサイルを魚雷に見立てて付けました。
ハードポイントは一旦切り取ったあと、その部分に穴を開けて切り取ったハードポイントを埋め戻してています。
頭部はスコーピア、胴体・尾はラプトールのパーツ、目はスナイプテラです。
格納のためにこんな感じで小さくなります。
こんな感じで格納されます。
塗装
親機
骨格は黒下地にミスターカラー黒鉄色、装甲はミスターカラーメタリックレッド、ヒレはタミヤメタリックオレンジ、武装は呉海軍工廠グレイ、目はミスターカラーメタリックグリーンにタミヤゴールドリーフでスミイレ、他のスミイレはエナメル黒、部分塗装にタミヤエナメルクロームシルバーなど、トップコートは目のみ光沢、他半光沢
子機
骨格は黒下地にミスターカラー黒鉄色、黄色はタミヤキャメルイエロー、目は銀下地にタミヤメタリックグリーン、スミイレはエナメル黒、トップコートは目のみ光沢、他つや消し。
感想
間に合わなかったけど、間に合わせるために何かを省略したりはしなかったので満足はしています。間に合わなかった要因は色々とあるんですが、投稿に関する準備を事前にしなかった事があるかなと思います。撮影は黒バックが良いなと思っていましたが、練習せずに最終日ぶっつけ本番で挑んで轟沈。ディスプレイの仕方も黒糸で吊ればいいかなと思っていたけど、実際やると回転してしまって全然うまくいかなかった^^;
黒バックはこれからも練習していこうと思います。