公式コンテストの結果が発表されました!
残念ながら入賞は出来ませんでした><
残念な気持ちはあるけれど、今の自分にできる事は全て出し切ったので、悔いはないです。
今回はフタバスズキリュウ種ゾイドを作った経緯について、レギュレーションに引っかかる可能性が高かったので控えていたお話しをしたいと思います。
私は子供の頃から恐竜が好きで、その延長としてゾイドも好きになりました。
そして恐竜の中でも首長竜(今の分類では水生爬虫類なのかな)が一番好きでした。
なので首長竜ゾイドを作りたいなと結構前から考えていたのですが、それをきっかけに自分はなぜ首長竜が好きなのか考えてみました。
多分これだなって腑に落ちたのが、1980年公開の映画『ドラえもん のび太の恐竜』なんです。
この映画のキャラクター、フタバスズキリュウの子供『ピー助』が多分私の恐竜・ゾイド好きの原点。そう思い、フタバスズキリュウ種のゾイドを作ることにしました。
あくまでフタバスズキリュウとして作ったのですが、ピー助を意識した部分が結構あります。
まず1つ目は1枚目のような陸上姿勢を取らせられること。首長竜は本来陸に上がらないので
2枚目のような姿勢が正しいのですが、ピー助は基本的に1枚目のような姿勢だったので欠かせないと思いました。両方の姿勢を取らせることが出来るように可動化を考え、動力も潰したくなかったので両者共存で作ることにしました。
2つ目は前向きの武装を付けない事。
もともと私は武器がゴテゴテ付いたゾイドは好みでない事もありますが、優しいピー助は自分から攻撃しない・させたくないと考えて前向きの武装を付けず、ワイルドブラスト時の武装は逃走補助用という設定です。
通常形態は非武装のようにしてあります。
一度試しに通常形態に前向き武装を取り付けたところ、なかなか恰好よく一般受けもし易そうでしたが、自分の中のコンセプトを守りました。
そして最後はゾイドの名前。
ピースキーパー(P's Keeper)のピースには平和のpeace、(記憶の)カケラのpiece、そしてP's Keまででピー助のトリプルミーニングです^^;
大会のレギュレーションに「第三者の知的財産権を侵すものはNG」とあり、無理してこの名前を付ける事はリスクしかなく最後まで悩んだのですが・・・
思いついちゃった物は仕方がない><
自分の中でとても気に入ったので、コンテスト用に名前を偽って出す事はできませんでした。
入賞を狙っていたのに放棄ともとれる判断ですが、後悔はないです。
一応、ピースキーパーをそのまま普通に訳せば「平和を守る者」だし、仮にバレてもコロコロ繋がりで見逃してくれるかもとかは考えましたけれども^^;
ちなみにリプ欄ではすぐにバレてました。
最近知って驚いたのですが、今年は映画ドラえもんシリーズ通算第40作として『ドラえもん のび太の新恐竜』が公開されるそうです。
残念ながらピー助は出ないようですが、不思議な縁を感じました。
入賞はなりませんでしたが、このゾイドを作れてよかったです^^
追記
かなり悩んだのはカラーリングです。
ピー助は腹側が白いイメージがあったので、骨格を白くしようとも考えたのですが、今までの経験で骨格を明るくするとゾイドっぽくなくなるので廃案にしました。
装甲は茶系にして特徴的なブチ模様を迷彩で表現しようとも思ったのですが、水生なのに陸上カラーは変なのと、ミリタリー感を出したくなかったのでこれも廃案に。
私が子供の頃、恐竜は茶やグレーなどの単色で描かれる事が多かったので、そのイメージでグレーにしました。