塗装前

 

【キット名称】

TOMY ZOIDS BZ-009 バスターイーグル(ワシ型)

 

【キットレビュー】

2002年に販売された「ゾイドブロックス」というシリーズのワシ型非可動ゾイドです。ブロックスゾイドは名前の通りサイコロのようなブロックをコアにして、そこにパーツやジョイントを差して形を作るという共通点があり、ブロックス間のミキシングが簡単に出来る事が特徴のです。

 

バスターイーグルは初めからブロックが8つくっついている8連ブロックや、足の付け根、羽の付け根の関節にラチェット式関節(戦隊ロボ玩具などで使われているカチカチ鳴るやつ)を採用しているなどの特徴があります。

 

羽や背中の砲身がかなり大きく、飾る場所を選びますが満足感は大きいです。

他ブロックスゾイドとのミキシングが前提なのか若干パーツが足りなく胴回りや尾部に物足りなさがあります。

 

関節は基本的にゴムパーツ(写真の赤い○がそれ)を採用しており、5ミリの大きなジョイントなので保持力・剛性は十分ですが、経年でゴムが縮んだり固くなったりした時にどうなのかなという感じです。

 

成型色は正直イマイチ。ブロックはシルバーとグレーの2色なのですが、特にグレーの物は玩具感強めです。

 

バーサークフューラーと合体(ほぼ乗せただけ)も出来るようです。

 

【塗装方針】

色が散らかってチグハグしている感じがしたので、あまり印象は変えずに色をまとめてスッキリさせたいなと思いました。

 

【クチバシや爪】黒サフ→タミヤゴールド

茶色で地味だったのでゴールドに。

 

【胴体や足】灰サフ→タミヤライトガンメタル

茶色、黒、シルバー、グレーと色が散らかっていたのでまとめました。

 

ブロックはゴム部分を塗装したくなかったので、ポンチで厚紙を5ミリ径にくり抜いてフタをしました。

 

【砲身やミサイル】黒サフ→タミヤガンメタル

ガンメタで金属感を与えてみました。

 

【背中砲身の一部、コックピット】灰サフ→タミヤマイカレッド

アクセントに1色追加しました。ヒロイックな赤にしたかったので下地を明るくしましたが正解でした。

 

【羽や装甲】白サフ(軽め)→タミヤパールホワイト

玩具感を低減するためにパールホワイトにしました。

 

【部分塗装、スミ入れ】タミヤエナメルゴールドリーフ

バスターイーグルは羽を筆頭に肉抜きやそれに伴うモールドが多く、白主体な事もありスミイレすると度を越してしまうような気がしました。

なのでスミイレは顔のみにして、その分部分塗装で情報量を増やしました。

過日にあったコンテストの作品を沢山みた経験がちょっと活きた気がします。

 

【トップコート】半光沢

 

【眼部】裏面にホロシール

一応集光ギミックがあり真横から見ると明るいのですが、角度を変えると目が暗くなってしまうのでシールを貼って明るく光るようにしました。


【感想】

メカっぽくなって上手く出来たかなと思います。

ジャンクのブロックスゾイドは結構安く出回っているので、機会があったらミキシングをしてもっと格好良くしたいです。

とあるゲームにハマってしまい、大したことをしていないのに完成までだいぶ時間がかかってしまいました。ゲームはひと段落したのでまた模型とブログに復帰します^^

 

【バスターイーグルの入手難易度  易しい】

中古ショップで未開封品を当時定価(1,980円)より安く買えてラッキーでした。

ヤフオクでの相場は未開封品、欠品無し中古ともに3,000円前後。

非可動ですので動力が生きているかなど考えなくて良いのですが、中古は黄変が多い印象です。カラーバリエーションとして茶色の成型色が赤の物、限定発売のクリアカラーバージョンがあり、そちらは出品がかなり少ないです。

 

【自分用メモ】

あえてスミイレしない選択肢も全然あり。

その際は部分塗装をしっかりと。