未塗装時
【キット名称】
ZOIDS ゾイドワイルド ZW21 アンキロックス
【キットレビュー】
ゾイドワイルドの骨格造形が素晴らしい事に改めて気づかされました。
成型色やプラの質感も安っぽくなく、ワイルドブラストギミックはシンプルながら動きが大きく迫力があります。
恐竜モチーフの中型機はそこまで多くなかったので、恐竜好きなら買って損無しです。
【塗装の初期方針・イメージ】
目尻にシワのある年寄り顔に見えたので、汚して年を取らせようと思いました。
成型色や配色に不満がなかったので、練習がてら塗装せずウェザリングをしてみる事にしました。
【塗装履歴】
≪骨格パーツ≫
①ウェザリングカラーマルチホワイトで全体的に白っぽくする
②乾いたら綿棒でこすって平均化と筆跡消し
③定着させるためにつや消しトップコート
暗いと汚してもわかりにくいので明るくする目的と上塗り塗料にムラ感を出すため行いました
④エナメルハルレッドを薄めに希釈して全体に塗布
⑤エナメルハルレッドを希釈せずにドライブラシ
ここで終えるはずでしたがイマイチ満足出来なかったのでさらに汚すことにしました。
終えてみての感想として⑤はドライブラシではなくチッピングのほうが塗装のハゲ表現にメリハリが出てそれっぽくなりそうだと思います。
⑥ウェザリングマスターのスス・サビで調整
⑦ウェザリングマスターの赤サビを指でエッジ周辺をドライブラシ
⑧ツヤ消しトップコート
⑨赤サビ部分が暗くなったので再度⑦→⑧を行い完成
まぁまぁかな・・・
≪銀パーツ≫
①凹部分周辺にリアルタッチマーカーブラウンでスミ入れ→ボカシで凹部強調
②アクリジョン焼鉄色をエッジ周辺に筆でチッピング
③アクリジョン焼き鉄色をエッジ周辺にスポンジチッピング
④チッピング部分にリアルタッチマーカーブラウンで塗る→ボカすを繰り返してサビ表現
⑤ウェザリングマスターのスス・サビで全体調整
イマイチ不自然だったので
⑥ウェザリングマスターのシルバーで全体調整したらそれっぽくなりました。
⑦半光沢トップコート
正直イマイチ
≪装甲パーツ≫
①ウェザリングカラーマルチホワイトで全体的に白っぽくする
②乾いたら綿棒でこすって平均化と筆跡消し
③定着させるためにつや消しトップコート
④凹部分周辺にリアルタッチマーカーブラウンでスミ入れ→ボカシで凹部強調
⑤アクリジョン焼鉄色をエッジ周辺に筆でチッピング
⑥アクリジョン焼き鉄色をエッジ周辺にスポンジチッピング
⑦チッピング部分にリアルタッチマーカーブラウンで塗る→ボカすを繰り返してサビ表現
⑧ウェザリングマスターのオイルで全体調整
⑨ウェザリングマスターのシルバーを指でエッジ周辺をドライブラシ→軽く擦って馴染ませる
⑩半光沢トップコート
骨格パーツと色見があまり変わらなくなってしまったので、光沢で質感差を付けようと半光沢トップコートにしました。
写真だと銀色に光っちゃってますけど、実物は割と良い感じ。
≪目≫
タミヤパールホワイトを薄めに
そのままだと目が爛々としているので、白濁させて目力ダウン
【感想】
ネットで見かけた手法(焼鉄色+リアルタッチ茶)を試してみましたが、中々発見があって面白かったです。全体的に渋めに仕上がって、武骨なアンキロックスと相性は悪くなかったかなと思います。装甲はつや消しの方が良かったかも。
【自分用メモ】
アクリジョン焼鉄色は黒っぽいように見えるが、上に汚しを乗せていくと光沢が暗い銀色に発色し塗装が剥げているように見える。また、金属粒子が大きく、チッピングするとその部分が盛り上がるので塗装がサビで浮いたような質感を出したり、その部分にドライブラシの塗料を乗せやすくしたりと色々な効果を得られる。
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