未塗装時
【キット名称】
TOMY ZOIDS GZ-013 バンブリアン
ZP-Cパワーアップパーツ セットC
【購入動機】
パンダ型ゾイドなんてあるんだ・・・・
これは買うしかない!
運よくパワーアップパーツも同時に落札できました。
【キットレビュー】
2005年に発売されたゼンマイ可動のパンダ型ゾイドです。
ギミックが非常に素晴らしく、なんと4足から2足に変形し、しっかり歩行もします。
武装のバンブーランチャーはバネなどは使用していないようですが、かなり勢い良く飛びます。
ですがそれ以外は少々残念な印象です。
まずカラーリングがパンダっぽくないです。
実際のパンダと白黒の配置が違うのはまだ良いのですが、胴体の色が茶色なのは意味が分かりません。白で良いのでは・・・
また、同じ白や黒でもパーツにより質感がバラバラです。エンボス加工してあったりなかったり、艶があったりなかったり、素組だとイマイチです。
パワーアップパーツについては、造形は良いのですが取り付けたり角度をかえようとするとゼンマイが邪魔になってしまい、微妙です。
【塗装の初期方針・イメージ】
実際のパンダに近い配色にしてパンダっぽさをアップ、部分塗装で中華っぽさをアップさせようと思いました。成型色は出来るだけ残す方針です。
≪胴体≫
白サフ→タミヤパールホワイト→半光沢トップコート
≪前足・後ろ足の先≫
黒サフ→半光沢トップコート
≪部分塗装≫
黒い部分は金色、白い部分と武装にはシルバーで部分塗装を各所にしました。
セイリュウサーベルはタイヤへの取り付け部がかなり擦れるので塗装せず、刃の部分のみシルバーで塗装しました。
タイヤの中央部は中華っぽさを出すために赤で部分塗装しました。
≪スミ入れ≫
塗装個所はエナメル黒、未塗装個所はスミ入れペンの流し込みタイプで行いました。
流し込みタイプを始めて使用してみましたが、拭き取りに少しコツがいりそうです。
乾いた後に消しゴムでふき取れるのですが、細かい部分は少し難ありです。
ラッカー塗料で落とせたので、綿棒でふき取る方が楽に感じました。
特にスジの無いモールドは消しゴムだと上手くスミを残したまま拭き取れないので、スジ掘りするか溶剤+綿棒が良さそうです。
また、今回はスミ入れした結果イマイチだと感じたポイントがいくつかあり、あえてスミ入れしない箇所も設けました。
≪パワーアップパーツ≫
【本体】白サフ→タミヤマイカレッド
パワーアップした際に全体の印象が少し変わるように、ヒロイックな赤にしました。
マイカレッドはスコーピアの時にも使用しましたが、サフを白くした事でより綺麗な色になりました。この組み合わせは他でまた使いたいです。
【武器部】黒サフ→(柄)ミスターカラーゴールド、(刃)タミヤシルバーリーフ、(棘鉄球)タミヤライトガンメタル→光沢トップコート
柄は擦れるので塗装しない方針でしたが、どうにも色がイマイチだったので塗装しました。
※武器部は塗料が定着しない素材のようで塗膜が剥がれやすいです。
【感想】
想定よりかなり多く時間がかかってしまった。主な理由は部分塗装ですね。
以前よりも部分塗装への意識が高くなってきており、あれもこれもと塗装個所が増えました。
良いのか悪いのか・・・
【自分用メモ】
・綺麗に見せたいポイントはスミ入れしないほうが良く見える場合がある。
・半光沢のトップコートをつや消し状態のパーツに吹くと、ツヤを与える事になる。その際に少し色が濃く発色する。
【スミイレペンについて】
・流し込みタイプのインクはラッカー塗料で落とせる。
・消しゴムでは細かい調整が出来ないので、スジが無いところはスジ彫りしたほうが良い。
【バンブリアンの入手難易度 易しい】
新品の出品が結構あります。相場も2,000円前後と安いです。
パワーアップパーツの出品はあまり多くないものの、出ていれば1,000円未満が相場のようです。