未塗装時

【フィギュア名称】

ドラゴンボールZ CREATOR×CREATOR 神龍

 

【レビュー】

龍の置物として辰年に飾っても違和感がないくらいに造形が良く感動しました。

とても良いフィギュアですが、いつのまにかにプレミア価格化してしまったようで値段がかなり上がっています。

7つのボールはよく見ると中に空洞があったり、支柱なしでも自立しますがすぐにヘタッてしまうので必須だったりとプライズフィギュアなりの部分があるので今の価格は疑問です。

 

【塗装の初期方針・イメージ】

PVCフィギュアにはエナメルやアクリルの塗料は使えず、ラッカーを筆塗りするのは難易度が高いと思いました。

マスキングしてスプレーを塗り分ける技術も、塗装の上から上手く汚す自信も無いのでマーカーを使用する事にしました。

 

【塗装履歴】

≪分解≫頭部のみ

もともと胴は分割されています。

首元が塗りにくかったので頭部のみ分割しました。

温めなくても簡単に抜けました。

 

≪緑のウロコ≫リアルタッチマーカーグリーン1でウォッシング

マーカーで塗りつぶし、少し待って乾ききる前に綿棒で軽くふき取りました。

凸部にはインクをうっすら残し、凹部はインクをほとんど残す事で陰影強調出来ました。

ウロコ造形が細かいおかげですね。

 

≪黄色いお腹≫

リアルタッチマーカーブラウン1で墨入れ→ウェザリングマスターの茶系で汚し

ウロコと同様に行い、最後にウェザリングマスターで汚しました。

汚すことによりリアルさ格段にあがりました。

 

≪ひげ≫

ひげは敏感な部分だからあまり汚れていなそうなど考えて何もしない事にしました。

完成後に見るとひげだけ色が明るいのは変ですね^^;

 

≪雲≫

神龍が召喚される時は周囲が暗くなるので、曇り空的なグレーで陰影をつけるべきでした。

青だと夏空の雲のようです。

考えるより先に手が動いてしまいました・・・

途中で気が付きましたが雲の塗装にしみ込んでしまい落とせなかったので続行しました。

 

≪仕上げ≫ボールにマスキングして水性プレミアムトップコートつや消し

 

 

【感想】

塗料を使わず簡単に行いましたが、見違えるようになりました。

適度なやりごたえがありましたが、マーカーだと好きなタイミングで中断・再開出来て手軽で良いですね。

似たようなことを別のフィギュアでやりたいけど、中々良い素材が見つからないです^^;

 

【自分用メモ】

フィギュアの塗装部分に上塗りする際は、失敗するとリカバリが難しいので慎重に。