トライアスロンのHP「いつか風になる日まで…」を立ち上げてからもうすぐ7年。
ネットの反響は大きなもので、サイトを見た方からのメールがたくさん届く
ようになった。
サイト開設から今までメール頂いた方の数は、数えてはいないが100人は越えて
いるだろうか。
内容の多くは、感動しましたとか勇気をもらいましたという内容の応援メールで
中には「切断になったがトライアスロンをしたい!」や「子供が切断だが自転車に
乗る方法は・・・」等の具体的な内容まで色んなメールを頂いた。
その中の一通のメールを紹介したいと思う。
4年ほど前に届いたメール。
京都に住む30代の女性からで、仮に名前を「ヒツジさん」としておく。
ヒツジさんは骨肉腫が手術ができない場所(背骨)に転移し、現在放射線治療中
であること。
あとどのくらい生きれるかは何とも言えない状態で、気分転換に自転車を始めて
たまたまネットで私のHPを発見し、同じ骨肉腫を経験して今は元気にトライ
アスロンに挑戦している私に思わずメールをしてしまったとの内容だった。
衝撃的な内容のメールだったのですぐに返事をして、自分の思いつくありったけの
元気が出る言葉をメールに書いて送った。
あきらめないで!病は「気」からだから、気持ちをしっかり持っていれば
きっと良くなるからと・・・。
それから何度かメールでのやりとりが続き、ヒツジさんがブログを書いてたので
コメントをしたり、されたりという関係が続いた。
ところが、ある時期から彼女のブログの更新が途絶えた。
心配になってメールをしても、返事は二度と来ることはなかった。
それから一年ぐらいたったある日、ふと彼女のブログを見ると、なんと
更新されている!一瞬安堵したのだが、よく読むとそれはヒツジさんが更新した
のではなく、彼女の旦那さんの手により更新されたものだった。
ブログにはヒツジさんの病状が悪化し、ホスピスに入って治療を続けた事や
絵を描くことが好きだったヒツジさんが治療中に描いたスケッチなどが
綴られていた。
最後に関係者の方へのお礼の言葉があった。
ヒツジさん、逝っちゃったんだね・・・。
本当に悲しかった。
最近になって思うのは
俺がやっている事は・・・
彼女にひとかけらでも元気を与える事ができたのだろうか…
もしそうであるなら、精一杯やっていかなきゃと思う。
それが俺のやるべき事なら。