トパーズ
Topaz
和名/黄玉
硬度/8
11月の誕生石
ギリシア語で、topazios(探す)と呼んだことが由来になっています
元々形容詞的に使われていたもので、 紅海の中のSt.John'sという島を探すという行為を呼んだものだったそうです
かつてペリドットとトパーズは混同されていましたが、後年科学的分析により区別されるようになりました
和名の黄玉は、黄色のトパーズの色からきており、青色のトパーズは今では広く知られていますが、トパーズの名前がこの石に付けられた頃は、まだ青色のものはほとんど知られていなかったそうです
上の写真のように、オレンジ味を帯びたものはトパーズの中でも最高峰とされており、『インペリアルトパーズ』という宝石名で呼ばれています
明治8年(1875年)頃、滋賀県の田ノ上山の一帯から大きなトパーズの結晶が続々と産出し、それから世界中に知られるようになったそうです
日本はトパーズの代表的な産出国だったんですね
ちなみに日本では黄色のものはほとんど採れません
ブルートパーズは処理をする際のエネルギー源や加熱処理の有無などにより、色の違いが出てきます。
スイス・ブルー、ロンドン・ブルー、スカイ・ブルーと言った名前の違いはこういった処理の仕方の違いにより色味の違うトパーズの名前になるそうです
石の持つ力
古代ヨーロッパでは、金で細工して持てば夜の恐怖から逃れられ、左の胸に下げれば悪魔から逃れられると信じられているほど、トパーズには魔を寄せ付けないパワーがあると言われています
また、トパーズは『幸運・喜び・希望・豊かさ』をもたらすと言われています
「もっと輝きたい」「自身を持って美しくなりたい」という人の夢や目標達成に絶大な力を与えてくれます
石の浄化
水での聖別は行って大丈夫ですが、紫外線には弱いので、太陽光ではなく月の光でパワーチャージを行って下さい
水晶クラスター、水晶チップ、ホワイトセージでの浄化もオススメです