前回の続きです。
さらにもう一つの特徴があると書きました。
この特徴は、
狭い局面でもゴール前でも同じです。
その特徴は、
ものすごく基本的で単純ではありますが、
「縦方向もしくは横方向のパスを2本続けない」
という事です。
縦方向にパスがある場合は、
まずそこに出します。
縦にパスを出したら横にパスを出すことが多いです。
基本的に
縦→横→縦→縦…
になります。
(縦方向のパスには斜め方向に出すパスを含みます)
縦→縦に出す場合があります。
その場合には横方向のドリブルを入れてから出します。
横→横の場合もありますが、
この場合は俗に言う一つ飛ばしのパスもしくはサイドチェンジの長いパスを出します。
そのパスも真横には出さず、斜め方向に出します。
加えて、
狭い局面のコンビネーションとして、
ワンツーが良く使われます。
そのワンツーにも大きく分けて2種類あります。
最初に出すパスが、縦か横かで分かれます。
横パスが最初の場合は、突破を目的としています。
相手ゴール前の密集地帯で有効なコンビネーションです。
縦パスの場合は、最終目的が突破となりますが、ワンツー後のシュートやパスのコースを作ることが目的です。
ゴール前で威力を発揮します。
ワンツーを阻止しようとして先に動けば
壁役の選手にターンされてシュートを打たれます。
壁役をマークすれば
ワンツーされてシュートを打たれます。
今までに挙げた特徴を駆使してポゼッションをしてくるので、
ボールを奪うのはかなり大変です。
このポゼッションを可能にするには
並外れた個人能力が必要です。
すぐに出来る事ではありません。
バルセロナは、
トップチームで実現する為に
下部組織から
実現できる選手を育成しているのです。
次回は
私の知っている限りなので多くはありませんが、
スペインの下部組織について書きます。