一緒に診察室へ入り、義父が主治医に言いました。
「かなり進んじゃって、もう何もわからなくなった。妄想がひどくて大変。
ケアマネとも相談して、一度入院して治療したい。
でも精神科じゃない病院がいい」
あれ。
さっきと話が違う。
さっきまでは、今まで何度か通院している精神科への入院で話を進めていた。
私は
「今までケアマネたちと色々と相談をしてきた所なのですが、今まで通院していた精神科へ入院するために、
こちらで紹介状を書いていただけたらと思って参りました」
と伝えると、
先生は、
「内容はわかりました。でも本人をまず診察して、本人が入院すると言うならば紹介状を書きますから。
まずは本人と一緒にきてください」
一気に疲れが込み上げた。
本人に話して納得して受診できるなら、こんなに苦労はしていない。
義父は、2日後に本人を連れてきますと言って診察室を後にした。
つづく。