私は51年前、順天堂大学病院にて、取り違えられた被害者Xです。すでに報道等か

ら概要はご承知かと存じます。病院ということで主管官庁は厚労省という認識から同宛て(日本医師会及びサン婦人学会連名)に再発防止等の要望書を提出したところ、速やかに加藤厚労大臣からは、閣議後の会見で「あってはならないこと」コメント表明等示されました。

 

 順天堂との、実の親子関係開示を求めた交渉の中で、

     天堂方針の「和解金による『調べない・知らせない』

を条件にやり取りした際、

     文科省に報告するので「法人として妥当な金額で合意した形をとりたい」

という理由から、意に反する和解金を示された経緯があります。

素人の浅はかさで、大学病院と文科省とのかかわりについて認識の甘さがありました。

 

 今回、8月3日付新聞報道で、順天堂大学が来春「保険医療学部」を設置し、「理学療養学科」「診療放射線学科」(仮称)を設置認可申請中の内容を知りました。

 認可申請の判断基準は、我が国の医療現状及び今後の貢献医療等総合的に判断されることと存じますが(某大学医学部との贈収賄事件に絡むような癒着なしの公正判断)、順天堂大学病院の被害者の一人として、過去の医療事故を隠蔽し、和解金で口封じをし、理事長及び院長・学長の一切の直接謝罪のない体質を精査していただきたいと存じます。

 

 現理事長の経営戦略については、大きく評価されている情報もある一方、交渉過程で病院関係者から、遠慮がちに伺った言葉の一端からは「ワンマン体制」の体質が伺い知れます。

 

 私は、医療倫理の面からも、実の親子関係を知らせない処置は、「出自を知る権利」面からも納得できず、学是「仁」を御旗にした経営判断専従に対して、訴訟も視野に入れてブログによる思いを発信しています。

 

 順天堂の「取り違え事件」を、よくよく精査していただき、真の「仁」教育体制の下での認可ならば、当事者そして国民の共感は得られると信じています。