「取り違え」報道の後、私も母も多くの取材を受け、
・ 私は実の父母を知りたいと、
・ 母は実の子を知りたいと、
・ 弟は実の兄を知りたいと
と訴える中、今さらながら、後悔と共に事の恐ろしさを感じている。
後悔とは、順天堂との交渉の過程で、やむを得ない金銭的和解に至ったものの、やはり知る権利を封印すべきではなかったと思いなおしている。
それは、報道後、子供に対して「お父さんの実の両親はわからない」ことから、子供にとっては、「実の祖父母はわからないことになる」と話をしたら、児童の子供は「そんな家庭とわかったら私いじめの対象になるかも?」と言われた。なぜ、いじめの対象になるのかは不詳なるも、子供の世界ではそのような受け止め方もあるのかと、ハッとした。
同時に、この子がもし、私の実母が産んだ子供(私には実の兄妹)の子供と何かの縁で結婚、或いは孫同士が何かの縁で結婚して障害児が生まれるようなことになれば、「知らない・知らせない」責任は、法的にも医学倫理上許されるものではないとの考えに至っている。
|
*民法第734条「近親者間の婚姻の禁止」 1 直系血族又は三親等内の傍系血族の間では、婚姻をすることが出来ない。 |
順天堂が「調べない・知らせない」ならば、自らの調査で明らかにしていく努力をしていかなければならない。先ずは、自らのDNA検査をして、民族性等を明確にすること。
そして、順天堂から渡された「へその緒」が私のDNAと一致するのか、考えられるすべての事を尽くす思いです。