蜂窩織炎が漢字で書けた!
スマホで辞書登録ができた!
思えばガラケーからスマホに切り換えたのは、2年前の1カ月余りの入院の時でした。
入院の度に賢くなる私←要らないから
でもまだまだ操作に慣れてなくて、きっと読みづらいでしょうね。
ごめんなさい。
火曜日
朝起きたら、前の日より赤みが薄くなったような気がしました。
仕事の引き継ぎだけして戻ってきた娘の車で病院へ。
皮膚科診察
若くて人当たりの良い、でも話にいい加減な所がなくしっかりした女の先生。
前の晩の救急の先生もそうでした。
医者の資質ってなんだろう、と考えてしまいます。
若くても人間的にちゃんとした方もいらっしゃる。
失礼だけど、相性の問題じゃなくて、これダメでしょ、って思う先生いるもんね。
いやいや医者に限りませんね。
人の振り見て我が振り直せ、だ。
気をつけなきゃ。
血液検査の結果を待つ間に、処置室のベッドで抗生剤の点滴。
皮膚科の処置室ですから点滴をする人は少ないんでしょうね。
ストレッチャーみたいな固さです
それにスピードが遅く(初めての抗がん剤よりも遅く!)昨日の倍かかるよこれ、
なんて娘と話してたら、ナースが
血液検査の結果が出る前に終わっちゃわないようにゆっくり落としてますからね、と。
しまった気づかれたか。
でも結果待ちは一時間ですよ、この落ち方だと二時間かかりますよ、と内心思う。
検査結果。
あちゃ~、昨日一けただったCRPが二けたに。
炎症が酷いから入院して治療した方がいいと思います、と先生。
前回入院の悲しい思い出がよみがえり、通院で治療できないですか、と粘る私。
できなくはないですが、炎症がなかなか治まらずに治療が長引いてしまう可能性もありますよ、と先生。
朝赤みが薄いように感じたのをいいことに、もう一日家で様子を見てから入院するかどうか決めることにして、内服の抗生剤を一日分処方してもらう。
解熱剤も必要に応じ飲んで良いとのこと。
(一時間のはずの点滴は私の予想を越え、二時間半かかりました。治療室ナースが時計見ながら点滴スピード調整しているのを見馴れた目にはびっくりです。やっぱり皮膚科で点滴は少ないんですね。)
家に帰ってできるだけ大人しくしているものの、ロキソニンが切れる度に襲ってくる四捨五入したら40度の熱でヘロヘロに。
最初のうちは、これでがん細胞が死ぬから!なんて思って耐えてたけど、もうそんなこと言ってる場合ではありませぬ。
脳細胞が死ぬわ。
水曜日は、お願い入院させてください、くらいの気持ちで病院に向かいました、というのが「ホウカシキエン2」までのお話でした。
7月13日 水曜日
この日は元々通院治療日で、休みの主人の車に入院グッズを積み込んで病院へ。
皮膚科
採血室じゃなくてこっちで採血するから直に来て!と前日に繰返し言われていたのに、診察票には血液検査と点滴が入っていない!
皮膚科で予約を入れ忘れていたらしく、かなり待たされてから採血と抗生剤の点滴をしてもらう。
予定では検査結果が出て皮膚科診察を終えてから外科へ行くはずが、それでは遅れてしまうからとのことで、点滴をつけたまま車イスで外科に移動。
どうも皮膚科の外来は、手際がいまいちですね。
病棟の方は大丈夫なんだろうか?
外科は遅れたっていいのよ、一時間待ちなんて珍しくないんだから。
HPも今日は中止だよ。←自分で決めてる
たまには先生に待ってもらおうよ。
外科診察
私:蜂窩織炎になっちゃいました。
皮膚科で入院させてもらおうと思います。
医:まずこっちをしっかり治しましょうね。
今日の化学療法はやめた方がいいね、皮膚科も嫌がるだろうし。
私:そうなんですか?
医:分子標的もがんだけじゃなくて正常な細胞にまで影響を与えるから、折角治そうとしてるのを邪魔することになっちゃうからね。
今回はスキップで、3週後にできそうだったらまたやるようにしましょう。
私:(1週延期じゃなくてスキップか。
治るのに時間がかかるのかな。)
先生もう一つお聞きしたいことが。
この前心エコーを撮って、何の問題もないということだったんですけど、6月初め位から動いた時に動悸息切れを感じることがあって、ちょっと気になって。
医:うーんハーセプチンの影響が出てきたかもしれないねえ、心毒性があるから。
私:もう50回くらいやってますからねえ。
医:そうなると、ちょっと考えた方がいいかもしれないね。
ハーセプチンパージェタでトロイさんの場合はいい結果が出てたんだけど、心臓が悪くなっては困るからね。
ここらがやめ時かもしれないなあ。
私:パージェタ単独はないんですか?
医:単独はないです。
あくまでパージェタはハーセプチンとセットの薬で、単独はエビデンスがないから。
あ~やっぱりね。
実はそう言われると思ってたんです。
エビデンス、データに基づいた根拠とでも言ったらいいのかな?
この先生(病院?)はそれを大事にして、冒険的なことはしないだろうと思ってたので、予想通りでした。
単独でされてる方がいらっしゃることは調べて知っていましたけど。
エビデンスのない治療は(少なくともこの病院では)たぶん保険が通りません。
自費パージェタは絶対無理だ~。
医:心臓は数値は悪くなかったけど、検査で異常なくても本人がおかしいと感じることはあるので、そっちを大事にした方がいいと思います。
さっき言ってた動悸息切れ、のようなことね。
8月にCT入れてるので、その結果が悪くなければ休薬して、また3ヶ月後にCTで様子を見てもいいです。
トロイさんの数値が悪くないということは、機能が大幅に悪くなっているとは考えにくい。
だから休薬の間に心臓の調子が良くなることも考えられます。
ケモホリデーと言ってね、ずっと続けてしなきゃいけないということもないから。
私:それなら心臓に関しては自分の感覚に注意していないといけないですね。
医:そう、それ!自分の感覚。
それ大事です。
こういう所。
生徒が正しい答えを出したのを、良くできました、とほめるような。
好きなんですよね。
とは言え、まだちゃんと効いてくれてて、副作用も許容範囲だった薬を止めるのは何だかなあ。
効き目が落ちてきたなら仕方ないけど。
と、話を聞いた時はウジウジしてました。
でも後で冷静になって考えたら、休薬でがんがすぐに進行するとは限らないし、心臓大事だし、ACで心臓を悪くして苦労されてるブロ友さんもいるし。
このタイミングでの休薬は悪くないかも、と思いました。
ケモホリデーって言い方もいいじゃん!
こういう、何がなんでも!じゃない所も転移治療の特徴なんだろうと思います。
私は特に、決まったことをちゃんとこなしていきたい性分だから、頭を柔軟にして体の声、感覚を大事にしていかなくちゃ。
どうか良い判断ができますように!
とにかく今の最優先課題は、蜂窩織炎を何とかすることです。
がんのことはちょっと横に置いておきます。
(その間いい子にしてるんだよ~。)
再び皮膚科へ
診察
医:炎症反応、また高くなっちゃいましたね。
私:先生、通院は無理ってわかりました。
このままじゃ身体が持たないので、入院させてください。
という流れでめでたく入院の運びとなりました。
‥‥‥
なんですが。
11時の入院で昼食が間に合うかどうかわからない。
他科の外来で出た薬を病棟に持っていく方法がわからない。
外来で書いた入院書類が病棟に回らない。
などなど。
親切なナースだったんですけど、ちょっと残念。
点滴だけじゃなくて入院する人も、皮膚科では少ないんでしょうね。
でもご安心ください。
病棟のナースはこれまでの所全員、スキルを持った人たちばかり。←偉そ~
7月15日 入院三日目の状況
赤み、腫れは変わらず、動いた時の痛みは増してきました。
薬が必要な程ではありません。
筋力が落ちていくのがわかります。
安静第一ですから仕方ありません。
痛みも、筋肉で支えきれていないのが原因のような気がします。
起きた時にだら~ん、と下に垂れ下がりそうになるのを浮腫で押さえてる感じ。
筋トレを重ねて、やっと右足と同じくらいになったのにな。
左足だけでつま先立ちもできるようになったんだよ。
それをまた失っていくのが、すごく悔しいです。
でもこのままじゃ終われない。
必ずまた取り戻すぞ~
まだまだ遊び足りないもん
ありがとうございます
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