がんが嫌いになれない。
って言ったら、怒る?
がんなんてこの世からなくなればいい。
そう思う一方で、ごめんなさい、私、
徹底的に嫌いにはなれないのです。
がんってバカだ。
常々そう思っておりました。
だってさ、適当な所で増えるのをやめておけば、
宿り主と平和共存できるんだよ。
その方がそっちだって長く生きられるんじゃないの?
それを際限なく増え続けるから、
宿り主を死に追いやって、自分も死ぬことになる。
ほんとばっかじゃないの?
でもそんな、限度をわきまえない所が、
却って人間らしい気もするのです。
自分だって、振り返ってみれば
バカなこと、理屈に合わないこと、たくさんしてきたんじゃないか。
人間計算通りにはいかないもの。
憎いはずのがんなんだけど、
憎めない。
がんも私の一部。
がん細胞くん、そこにいてもいいから、
大人しくして、暴れないでね。
それ以上増えるのは、お互いのためにならないよ。
私も、君に負けないようにするからさ。
あなたが感じているものが何であれ
がんに立ち向かうのに
「これが正しい」という方法はありません。
一人ひとりは異なっています。
あなたの対処法は
あなた独自のものになります。
「がんをかかえて生きるセラピー」(サンパウロ社)より
一人ひとりは異なっています・・・
私達、一人ひとりみんな違う人間だもんね。
サブタイプも違えば、考え方や大切にしていることだって、
みんな違うもんね。
対処法が違ってて当たり前だよね。
そう言えば「オーダーメイド医療」って聞いたことがあったなあ。
だけど、他の人の対処法を知るのも
悪くないと思うな。
こういう方法もあるんだな、って参考になるんじゃない?
そうか、
参考にするのはいいけど
自分に当てはまるとは限らない、ってことだね。
熊本の貴女
どうしていますか?
ご無事を祈ります。
被災された方に、慰めと、必要な助けがありますように。
余震が早くおさまりますように。
ありがとうございます
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