Challenge! はじめてのびょういん | 蟹、退治中 (乳がん生活)

蟹、退治中 (乳がん生活)

2012年12月 乳がん告知
13年2月 右乳房切除術(HER2 3+、ER +、Pgr -、リンパ管侵襲あり)
3月から抗がん剤(AC)、ハーセプチン、ホルモン療法の
術後治療を提示されるも、若き主治医の方針は一転、二転。
主治医を変え、ハーセプチンとフェマーラで治療中に
転移発覚

病院に連れて行ってもらう時はいつも、

玄関から車までは松葉杖。

病院の正面玄関に車を着けてもらって、
松葉杖は車に置いたまま、車イスに移乗。

運転手はそのまま病院駐車場に車を停めに行くか、
一旦自宅に帰る。

私はボランティアさんに車イスを押してもらい、
受付と最初の受診科まで連れて行ってもらう。

終わったら運転手に正面玄関まで車を回してもらい、
車イスはそこに乗り捨てて帰宅。

車から自宅玄関までは松葉杖。

という流れです。


さて、私の車、
パーキングブレーキがペダル式だったけど、
左足を使わなくても済むように
ハンドレバーを付けてもらいました。

病院までは車で40分。
若干の渋滞はあっても、特に運転しづらい所はなし。

点滴治療の時は病院内の移動も多いし、
長時間だからお茶だの枕だの持ち物も多いし
疲れるから運転したくないけど、
検査や診察だけの時は
一人で行ってもいいんじゃない?


頭の中でシミュレーションしてみます。


車に乗り込むまではいつも通り。

病院に着いたら、障がい者用駐車場に車を入れる。

駐車場から車イスのある玄関までの数十メートルは
自力で松葉杖で歩かなくてはならないけれど、
雨さえ降らなければまず大丈夫。

雨が降ったら傘をさせないだけでなく
路面が濡れて滑りやすくなりますから。


問題はその次。
松葉杖を持ったまま車イスに乗る。

ず~っと松葉杖のまま、というのは
少々心もとない。
人にぶつかったら怖いし、
診察券出したり手帳出したりも、
車イスなら両手が自由に使えてラクチン。

足を載せる台に松葉杖2本を乗せ、
体にもたせ掛けることができるのですが
その状態で車イスをこぐのは中々大変なのです。
ボランティアさんがいるといっても
最後まで付き添ってくれる訳ではありませんから。

でも、病院の車イスの中には
酸素ボンベを立てる傘立てみたいなのが
後ろに付いてるのがあって、
そこに松葉杖を立てられるらしいんですね。

それを借りられれば、大丈夫なんじゃない?



10月29日 病院

抗がん剤から2週間で、血液検査と診察のみ。
娘は出勤。
雨だったらタクシーを呼ぶつもりだったけど、運よく晴天。
シミュレーション通りに自分で車を運転して、いざ病院へ~。

駐車場に停めて病院玄関へ。

ボランティアさんに
車イスを借りたいんですけど、
杖を立てられるのが付いてるのありますか?
と聞いたら、
ちょっと離れた所から持ってきてくれました^^。

松葉杖を後ろに立ててもらい、
受付、採血室へと押してもらって。
ボランティアさん、ありがとうございます!!


点滴がないから肘の内側で採ってもらう。
楽勝!ぜ~んぜん痛くありませんでした(*^^)v


1時間待ちで診察。
白血球、好中球ちょっと少なめだけど
注射する程ではないとのこと。
インフルエンザの予防接種も
今のうちに打っといてください
と言われて終了。


会計を済ませ(この日も0円)て玄関のボランティアさんに、
駐車場まで行くので
車イスここに置いていっていいですか?
と聞いたら
それなら、と駐車場まで押してくれました。


お一人様通院、
ボランティアさんのおかげで、
何の問題もなく。

ほんっとうにありがとうございました!!!


送り迎えを手伝ってくれる娘にも教会の人にも
心から感謝しています。
でも、一人で出かけられるのって
何だか嬉しい(#^^#)


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