リレーフォーライフ | 蟹、退治中 (乳がん生活)

蟹、退治中 (乳がん生活)

2012年12月 乳がん告知
13年2月 右乳房切除術(HER2 3+、ER +、Pgr -、リンパ管侵襲あり)
3月から抗がん剤(AC)、ハーセプチン、ホルモン療法の
術後治療を提示されるも、若き主治医の方針は一転、二転。
主治医を変え、ハーセプチンとフェマーラで治療中に
転移発覚

土曜日の夕方、用事を済ませて帰宅する途中、

駅前の混雑を避けて入った道に、見慣れない看板があった。

「リレーフォーライフ駐車場」


時々お邪魔するブログに

東京でのリレーフォーライフの様子が書かれていた。

もしかしてあれと一緒かな?


ムクムクムク(←好奇心が頭をもたげる音)

通り過ぎてからUターンして引き返す。

サンマのお刺身買っちゃったし、早く帰らなきゃと思いながらも・・・



グラウンドを歩く人達と、それを取り囲むたくさんのテントで

おしゃべりしている人達。

ステージではアマチュアバンドの演奏。

マイクでMCは、地元FM局のお姉さんだ。

入口のあたりでぼけ~っと見ていたら、

「受付はお済みですか?」と声をかけられた。


たまたま通りかかったので見学させてほしい旨告げると、

パンフレットをくれた。


リレー・フォー・ライフは、

がんと闘う方々の勇気を称え

がん患者や家族、友人、支援者と共に

交代で夜通しグラウンドを歩き続けることで

地域一丸となってがんと闘う連帯感を育み、

がんで悩むことのない社会を実現するために

募金活動を行うチャリティーイベントです。(パンフレットより)


がんサバイバーは無料、ケアギバー参加費として1,000円。

(家族や友人など患者を支える人。こういう言い方があるんだね。)

寄付金は日本対がん協会を通じてがん専門医の育成などに

充てられるという。

(しっかり育成してくださいっ‼‼‼‼←心の声)

アメリカで始まり、世界20か国、日本では40か所で行われているらしい。

その一つに、偶然遭遇したのだ!


交代で24時間歩き続ける、というのは、

がんは24時間眠らない、患者は24時間闘っていることを表し、

シンボルカラーの紫は、やがて迎える夜明けの色だそうだ。

今年手術した、と言ったら、バンダナとリストバンドをくれた。


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受付の人がご自分のグループの

テントに連れて行ってくれた。

市外からはもちろん、県外からの人もいるんだ!


しばらくおしゃべりした後、

「あっちのテントにピンクリボンって書いてあるよ、見に行く?」

グループの別の方に誘われてホイホイと別のテントへ。


みんな親切というか、私が図々しいというか、

そこでお茶をいただいて、おしゃべりに花が咲き・・・


その乳がんサバイバーのグループは、

名古屋の医療用ウィッグの店で知り合ったという。

私も店舗には行ってないけど、同じメーカーのウィッグなんです。

グループの代表の方は名古屋で、がん患者や家族のための

医療コーディネーターとして働いておられる。

http://www.filer-nagoya.jp/index.html  

おお、頼もしい方とお近づきになれた^^

同世代の女5人、ウィッグトーク、リンパトークから、

仕事やグルメの話まで。

「おかざえもん」が会場に来たことさえ気付かずに。


暗くなって、ルミナリエに灯がともる。

蟹、退治中 (乳がん生活)


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・・・ちらっと覗いて失礼するつもりが、

気付いたら一時間をとうに超えていた。



この会場は、所属教会への道の途中にある。

翌日は日曜礼拝。

礼拝の帰りにまた寄ることを約束して帰宅。


保冷バッグに入れていたので、さんまのお刺身も大丈夫でした^^




日曜日。


土曜のお昼から始まったこのイベントも、あと20分くらいで終わる、

という時間に到着。

前日の乳がんグループの人達が温かく迎えてくれ、

一緒にグラウンドを歩く。

最後ということで、たくさんのサバイバー、ケアギバー達が、

手を振りながら、おしゃべりしながら、思い思いに歩いている。


最後にサバイバーだけで一周。

ケアギバーの人達はグラウンド内に入り、拍手してくれる。

なんだか気恥ずかしいような、誇らしいような。

うんうん、私、頑張ったよね。

明日からも頑張るよ。


その後でケアギバーだけで歩き、実行委員長の挨拶と

スタッフへの拍手で終了。


なんだけど。

最後の最後にサプライズが待っていた。



ステージに上ったスタッフの中に、見知った顔が・・・

離れているからわからないんだけど、

合唱団の子(中学生?)のような気がする。


片づけをしていたら、後ろから「先生!」

ああ、やっぱりあの子たちだった。


ステージの上から、私を見つけてくれたらしい。

知っている顔に会えて、嬉しそうな彼女たち。

大人に混じってお手伝いしてたんだ。

しかも三人のうちの一人は、サバイバー!


嬉しいのは私の方だよ。

合唱団の人には、がんのこと知られたくないとか、

ウィッグがバレないように、とか思ってたけど、

中学生が頑張ってるんだ。

私も、何か言われても気にしないよ。

悪いことしてるわけじゃないもの、堂々としてるよ。



素敵な出会いの二日間。

偶然の積み重ねだろうか?

私には、見えない力に導かれたように思えた。