土曜日の夕方、用事を済ませて帰宅する途中、
駅前の混雑を避けて入った道に、見慣れない看板があった。
「リレーフォーライフ駐車場」
時々お邪魔するブログに
東京でのリレーフォーライフの様子が書かれていた。
もしかしてあれと一緒かな?
ムクムクムク(←好奇心が頭をもたげる音)
通り過ぎてからUターンして引き返す。
サンマのお刺身買っちゃったし、早く帰らなきゃと思いながらも・・・
グラウンドを歩く人達と、それを取り囲むたくさんのテントで
おしゃべりしている人達。
ステージではアマチュアバンドの演奏。
マイクでMCは、地元FM局のお姉さんだ。
入口のあたりでぼけ~っと見ていたら、
「受付はお済みですか?」と声をかけられた。
たまたま通りかかったので見学させてほしい旨告げると、
パンフレットをくれた。
リレー・フォー・ライフは、
がんと闘う方々の勇気を称え
がん患者や家族、友人、支援者と共に
交代で夜通しグラウンドを歩き続けることで
地域一丸となってがんと闘う連帯感を育み、
がんで悩むことのない社会を実現するために
募金活動を行うチャリティーイベントです。(パンフレットより)
がんサバイバーは無料、ケアギバー参加費として1,000円。
(家族や友人など患者を支える人。こういう言い方があるんだね。)
寄付金は日本対がん協会を通じてがん専門医の育成などに
充てられるという。
(しっかり育成してくださいっ‼‼‼‼←心の声)
アメリカで始まり、世界20か国、日本では40か所で行われているらしい。
その一つに、偶然遭遇したのだ!
交代で24時間歩き続ける、というのは、
がんは24時間眠らない、患者は24時間闘っていることを表し、
シンボルカラーの紫は、やがて迎える夜明けの色だそうだ。
今年手術した、と言ったら、バンダナとリストバンドをくれた。
受付の人がご自分のグループの
テントに連れて行ってくれた。
市外からはもちろん、県外からの人もいるんだ!
しばらくおしゃべりした後、
「あっちのテントにピンクリボンって書いてあるよ、見に行く?」
グループの別の方に誘われてホイホイと別のテントへ。
みんな親切というか、私が図々しいというか、
そこでお茶をいただいて、おしゃべりに花が咲き・・・
その乳がんサバイバーのグループは、
名古屋の医療用ウィッグの店で知り合ったという。
私も店舗には行ってないけど、同じメーカーのウィッグなんです。
グループの代表の方は名古屋で、がん患者や家族のための
医療コーディネーターとして働いておられる。
http://www.filer-nagoya.jp/index.html
おお、頼もしい方とお近づきになれた^^
同世代の女5人、ウィッグトーク、リンパトークから、
仕事やグルメの話まで。
「おかざえもん」が会場に来たことさえ気付かずに。
暗くなって、ルミナリエに灯がともる。
・・・ちらっと覗いて失礼するつもりが、
気付いたら一時間をとうに超えていた。
この会場は、所属教会への道の途中にある。
翌日は日曜礼拝。
礼拝の帰りにまた寄ることを約束して帰宅。
保冷バッグに入れていたので、さんまのお刺身も大丈夫でした^^
日曜日。
土曜のお昼から始まったこのイベントも、あと20分くらいで終わる、
という時間に到着。
前日の乳がんグループの人達が温かく迎えてくれ、
一緒にグラウンドを歩く。
最後ということで、たくさんのサバイバー、ケアギバー達が、
手を振りながら、おしゃべりしながら、思い思いに歩いている。
最後にサバイバーだけで一周。
ケアギバーの人達はグラウンド内に入り、拍手してくれる。
なんだか気恥ずかしいような、誇らしいような。
うんうん、私、頑張ったよね。
明日からも頑張るよ。
その後でケアギバーだけで歩き、実行委員長の挨拶と
スタッフへの拍手で終了。
なんだけど。
最後の最後にサプライズが待っていた。
ステージに上ったスタッフの中に、見知った顔が・・・
離れているからわからないんだけど、
合唱団の子(中学生?)のような気がする。
片づけをしていたら、後ろから「先生!」
ああ、やっぱりあの子たちだった。
ステージの上から、私を見つけてくれたらしい。
知っている顔に会えて、嬉しそうな彼女たち。
大人に混じってお手伝いしてたんだ。
しかも三人のうちの一人は、サバイバー!
嬉しいのは私の方だよ。
合唱団の人には、がんのこと知られたくないとか、
ウィッグがバレないように、とか思ってたけど、
中学生が頑張ってるんだ。
私も、何か言われても気にしないよ。
悪いことしてるわけじゃないもの、堂々としてるよ。
素敵な出会いの二日間。
偶然の積み重ねだろうか?
私には、見えない力に導かれたように思えた。


