今日までの副作用のまとめです。もうおさまったものもあります。
今までは投与後の1週間は本なんて読めなかったのに、頭が冴え冴え。
あれこれ調べても目まいもなく。
私の灰色の脳細胞、主治医からの刺激で元気になったか?!
代わりに体の方はダメージを受け、
夜中に目が覚めたり、食欲がなかったり、
最初の1週間はヘロヘロだった。
・胃の不快感
・便秘
・爪、手指の黒ずみ
前回と同様にあり。
便秘薬を飲んでもお通じがなかったのはたぶん、食事量が少なかったせい。
・味覚障害
全体に味覚が鈍いのは相変わらず。
苦味は以前より感じなくなった。
和風の煮物も、食べられないほどではなくなった。
代わりに水が酸っぱいような。
・口内炎
頻繁にうがいはしていたが、
飲んだ薬がひっかかってるみたいで、
風邪で腫れた時みたいに喉の奥が痛くて、
舌が火傷したみたいにヒリヒリして、
舌先が切れたみたいになって、要するに口の中じゅう痛かった。
食事の合間のカロリー補給はチョコレートやドライフルーツ、って
どこぞの登山家?
東京でブロ友さんと美味しい物を食べたい一心で、
薬(アズレミック)とアズノールうがい薬の助けを借りて気合で治した!
(クリームパスタおいしかったよ^^)
今は、酸っぱい物やピリ辛以外は食べられる。
・飲み込みにくさ
唾液が少ないのと口内炎とが相まって、飲み込みにくさMax!
教会の礼拝で、「聖さん式」というのがありまして。
「最後の晩さん」と「十字架」を思いながら
パンのかけらと小さな杯のぶどうジュースをいただくのですが。。。
2cm角くらいに切った食パンを手にしてしばし考える。
これ無理!もっと水分がないとぜ~~ったい飲み込めない。
喉につかえて大騒ぎになる。
教会の聖さん式で救急搬送!とか嫌だ。
。。。パン粉ひと粒ぶんくらいを口に入れ、残りはティッシュの中に。
・シミ
以前からあったけど、確実に増え、色が濃くなった。
手のひらや足の裏など、ありえないような所にも。
・結膜炎
副作用かどうかわからないけど、ひと月ほど前から涙が多くなったと
思っていたら、結膜炎に。
眼科で抗菌とステロイドの目薬を出してもらう。
涙を押さえる度、まつ毛がティッシュに付いてくるのが悲しい。
・脱毛
髪の毛は相変わらず、しがみついている。
眉毛は2割減。まつ毛も下は数本を残すのみ。
顔のうぶ毛がなくなったのは、嬉しい。
ACでここまで来たら、パクリタキセルで全滅は必至ですね。
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さて、応援いただいておりました頼りない若手主治医の件ですが、
話がどうなったか、月曜日にクリニックのS医師に聞いてまいりました。
次回(明日木曜日)の診察は、乳腺のムーミン医師が診てくださるとのこと。
主治医を代わってもらえるよう、お願いするつもりです。
S医師は、腫瘍の浸潤具合などもムーミン医師から聞いてくれており、
思ったより浸潤が広がっていたので、前回は省いてよいと言ったけど、
パクリタキセルもした方が良いと思うとのこと。
できればやりたくない抗がん剤治療ですが、
ちゃんとした根拠があるなら勿論、やりますとも!
方針を変えるなら変えるでいいんです。
納得できる説明があれば。
その場しのぎの説明やごまかしはやめていただきたい!
ボール変えたなら変えたって言いなさいよ!
・・・・・・何ですぐ野球の話になる・・・・・・?
ついでに質問。
Q:しこりの大きさと、組織診のinvasive sizeはどう違うの?
A:invasive sizeは浸潤径といって、乳管の外に出ているがんの大きさのこと。
がんのしこりが大きくても、乳管から外に出ていない(非浸潤)がんなら、
乳管の中には血液やリンパ液が通っていないので、他に転移することはない。
浸潤があるかどうかは、手術で切除した腫瘍を5mm幅に切って、
そこからさらに何ミクロンという単位で切り取って顕微鏡で調べる。
実際に見るのは全体の何千分の一になってしまうので、
非浸潤がんと診断されても、絶対に転移がないとは言い切れない。
でも可能性はかなり低い。
トロイさんの場合は浸潤径24mmで、小さいとは言えないので
転移のリスクを考えた方がいい。
わかりやすい説明で、S医師、好きになってしまいそうです