存在すら忘れかけていたこのブログ。
見てくれている人、いるのかな?
先日、もう何回目かわからないカウントの定期受診だった。
今年に入ってから担当医も代わった。
明らかに私より年下の女医さん。
あっさり診察も終わるし、次の受診も半年先。
もう大丈夫そうだと思われているようだ、と逆に安心してる。
がんになってしばらくの間は、このブログに綴っていた通り、この経験を活かさなきゃ!と義務のように思った。
何か良かったことを探さなければ!とか、何か他の人の役に立たなければ!とか。
「かわいそうな人」と思われるのも嫌だ、と思って、がんのことは極力話さなかった。
…それが、この一年ほどの間に、考え方が変わってきた。
どう思われるかなんて、気にしなくてよかったんだ。
がんになったことも言いたいと思ったら言えばいい。
自分の軸がしっかりしてれば、他の人の反応なんてそんなに気にする必要はなかったんだ。
多くの人が歩んでいる道の中心に、自分もいたいと思っていた。
でも、そのために無理をしても本当の幸せはそこにはない。
道の端っこにいても、そこが自分にとってありのままでいられる居心地の良い位置なら、その方がきっと幸せなんだと思う。
まぁ、無理をしないってことで。
日々の中の幸せに気づけるように、自分の感覚を育てていきたいと思う。