期日が迫って参りましたので、改めてのお知らせです。



<第一回 中医・漢方・薬膳補講概要>

日時:2月21日木曜日 19時~
会場:広尾駅より徒歩3分(参加者に別途メールにてご連絡致します)

こちらの補講は、2回目以降受講ご希望の方で、1月16日の第一回目に出席できなかったみなさまのためのクラスです。
内容は、第一回目と同じです。

◎中医基礎理論(陰陽五行、五臓六腑、気血津液、経絡理論の概略)

中医学は独特の世界観、身体観によって成り立っています。
これまでの講義でも「五臓六腑は内臓の名前がついているけれど、内臓そのものではなく、機能を含んだ概念」というようなことをお話ししたことがありますが、身体の捉え方、病気の解釈、健康とは何か、「肝」「腎」とは何かなど、多くのことがが日本的・西洋的な考え方とは異なっています。

その根幹にあるのが「陰陽五行」という古代哲学。
これを理解しないまま、漢方薬やツボ、薬膳などを学んでも、自分で体や病気を解釈できるようにはなりません。
中医学というワンダーランドを楽しむためには、その世界の言葉、ルールを知ることから。

第1回目のセミナーでは、中医学の基礎となる「陰陽五行説」を理解し、「蔵象」「気血津液」「経絡」など、中医学独特の身体の見方について勉強していきます。

第1回セミナー内容

第1章  中医学とは何か?
西洋医学と中医学の対比、中医学の歴史、日本への伝来と発展、日本漢方と中医学の違い、現代中国の中での中医学の扱いなど、中医学の全体像を理解します。

第2章 中医学の世界観
中医学の根本概念を支える「陰陽五行説」。陰陽の基本特性、五行の相生相剋関係などの基本ルールを学び、それがどのように医学と結びついているのかを理解します。

第3章 中医学の人体観
中医学では「動的平衡」の中で、心身が正しく活動している状態を健康と考えます。
「五臓六腑」「気血津液」「経絡」など、中医独特の体の見方、しくみを理解します。


◎講師プロフィール

<鳴海美紀>

国際鍼灸医師 国際薬膳師 中医コーディネーター
97年に北京中医薬大学に留学。国際中医鍼灸医師、国際中医薬膳師。
2005年帰国後は中国医学にとどまらず、タイやスリランカ等アジア諸国の伝統医学を幅広く研究。
雑誌やネットに健康記事を執筆・監修、薬膳レシピ開発や勉強会などを通じて、体の中外から美と健康をつくる知恵を発信している。山野式ヘッドスパの手技開発者であり、現在は技術指導を担当中。

■国際資格
国際鍼灸医師 (参考URL http://www.shutcm.ed.jp/data/kyoiku/kokusai.html )
国際中医薬膳師  (参考URL http://www.jbucm.com/shikaku_seido.html )

■日本国際薬膳師会会員
HP   http://kampo-seikatsu.jimdo.com/
ブログ http://anninn.blog.so-net.ne.jp/  http://narmik.blogspot.com/

■その他
Chiva-Som International Academy Thai Massage/Spa Cuisine Course 修了
WATPO Thai Traditionaol Medical School General Thai Massage Course 修了

◎教材について:『プロが教える東洋医学のすべてがわかる本』をご購入の上お持ちくださいませ。あるいは、お試しで初回だけ受講したいという方には、プリントアウトの資料もございます。その旨お知らせください。

◎受講料:5000円

◎お申し込みはこちらから。
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