昨日、飯田裕子ちゃんと話したときに
とても良い話を聞いたので
お裾分けです。
写真を撮ることが、どれだけ東北復興に役立つか
ひとつめは、写真を撮るということは
美意識を高めることになるということ。
「写真を撮ろうとすると
 色々なものに注意を払うようになります。
 余分なものがあれば、片付けますし
 ああ、ここになぜこんなものがあるんだろう、と考えるきっかけになる。
 つまりモノをみて、考える力をつけることです。
 これから東北を復興しなければならない世代の子どもたちが
「美しさってなんだろう」と考える力をつけること、学ぶことは
 きっと将来大きな力になると思います」

じーん[emoji:v-353]
いい話でしょ?

もうひとつ。
「カメラを覗いたときに見える光景は
 写真を撮るその人だけのもの。
 だから、自分の部屋をもたない子どもたちにとって
 フレームの中の景色は
 初めてもつ自分だけの世界。
 ここは君たちだけの部屋、
 お城なんだよって
 子どもたちに教えています」

この話を、うちの事務所のKちゃん(写真が趣味)にしたら
「わかる!
 カメラの中の世界って
 まさに自分だけのものですよね!」
と力強くうなづいていました。