終わりそうにない漫画を考える その5【計算したら何とか終わりそうな漫画その1】 | 薩長同盟ドンマイ伊藤の「10分で書くブログ誤字上等」

終わりそうにない漫画を考える その5【計算したら何とか終わりそうな漫画その1】

 前回までは終わりそうにない漫画や作者の方や読者のどちらにとっても不本意な形で終わってしまった

漫画について書いてきました。

 今回のシリーズを書いていくにあたって他にも終わりそうにない漫画をいろいろ思い出してみました。

 【たぶん僕が生きているうちには終わらないんだろうなぁ……】

 【作者の○○先生が生きている間には終わらないんだろうなぁ……】

というような悲しい予想が立ってしまう作品がたくさんありました。

そうして諦めてしまう漫画もたくさんあります。

もちろん1位はハンターハンターになります。

しかしハンターハンターにしても富樫先生はまだ55歳、あと15年後でも70歳なので

元気でさえあれば終わるのではという希望もかすかにあることに気づきました。

 

それならば他にも終わらないと決めつけて諦めている漫画でも終わるのではないかと思い

いろいろ計算をしてみる事にしました。

 

取り上げて計算するべき漫画の条件は

①面白い事

②最近連載が止まっている事

③物語の終わりがまだ見えていない事

この3つを条件に考えてみました。

 

それで考えたらそもそも1位はハンターハンターなのですが

さすがにこのテーマにハマりすぎなので他の作品を考える事にしました。

そして思い浮かんだが作品がこちらです

喧嘩稼業  作:木多康昭

 

木多先生は「幕張」や「泣くようぐいす」などで実在の有名人のパロディネタと

シリアスパートありのストーリー漫画を絶妙なバランスで組み合わせたとても面白い

作品を描かれておりました。

 

そして今回取り上げている「喧嘩商売」「喧嘩稼業」についても格闘漫画としてのリング上での

戦いに加えてリング外の知能バトルの要素も加えた喧嘩漫画というとても面白い作品を描かれております

 

リング上では肉体同士がぶつかる迫力満点の戦いを描き

リングの外でも勝つために何でもする知能戦を描く

主人公の佐藤十兵衛の肉体を鍛錬していく真っ当な強さでの戦いと

相手を嵌めて陥れていくルールの中で勝つためには何でもする強さの戦いが

どちらも目の離せないものになって毎週読みたい作品になっています

 

そんな先を早く読みたくなる作品なのですが現在は不定期連載で休載多めという富樫先生状態になっております

最後に掲載されたのは2020年2月、1年半以上の休載が続いております。

 

ヤングマガジンの巻末には

「喧嘩稼業についてはお休みします」の告知が載っておりますので

再開するつもりはあるのでしょう。

【ジャンプの巻末にはハンターハンターの文字は消えてしまいました】

 

思えば喧嘩稼業の第1部、喧嘩商売が終わった時にも

「半年後に2部開始します」と告知があったのに実際に再開したのは

2年以上後でした

 

僕はハンターハンターですでに免疫が出来てますので

待つことには慣れておりますが木多先生か僕自身が亡くなってしまい

最後まで読むことが出来ない事態を迎えるのは避けたいです。

 

そんな暗い気持ちになっておりましたが冷静に考えてみて木多先生の

年齢をお調べしたところ元気52歳

【これなら終わりまで読めるのではないか!?】

という希望が出てきたのでちょっと計算してみる事にしました

 

喧嘩稼業は

連載開始が2013年で現在2021年で7年間

単行本は13巻まで出ております

内容についてはおそらくは作中で開催されている陰陽トーナメントと優勝者と田島の

戦いで終了すると思われます

全部で16戦行われる試合の中で現在は第6試合が行われております

つまり7年かけて6試合行われております。

全部で16試合という事は残り10試合

つまり7÷6×10=約12年

 

連載が再開されてペースが戻ればそこから12年で連載が最後まで

続く計算になります。

12年後は木多先生は63歳

そこに途中で長め休みを2回とるとしてプラス4年でも67歳

木多先生がお元気であれば最後まで続く可能性があるという結果が出ました。

 

いまは休載されておりますがどうかお身体に元気を蓄えていただき

ぜひ喧嘩稼業を最後まで届けてもらいたいです。