三巻王の道 第11回 またタビ | 薩長同盟ドンマイ伊藤の「10分で書くブログ誤字上等」

三巻王の道 第11回 またタビ

 ついにこの連載も10回を越えました。いろいろ名作はたくさんありますが3巻王というしばりがありますのでなかなか紹介できない作品もあり、ただその中でもいろいろ何かないか考える毎日です。

 

 さて、今回紹介する作品はこちらです。

 

またタビ(新潮社 バンチコミックス) 作 市川ヒロシ

 

 最近はパチスロ漫画や料理漫画を発表されている市川ヒロシ先生の猫漫画です。

 

 

こちらが主人公のトラジ君

最初は捨てられて野良猫になり仲間のみんなと生きていく術を学んでいく話があります。

 サングラスかけた教官が人間からエサをもらえるようになるためのさまざまな授業を行っていくのです。(たしか謝礼はニボシ)

 ※そして教官の素顔はめちゃ可愛い。

 

 そんな毎日の中でやさしいイラストレーターのあやちんさんに拾われるトラジ君

  その後は飼い猫ライフを満喫。

  散歩につれていってもらい、テンションがあがり過ぎて疲れてしまい抱っこされ気持ちよく喉を鳴らすお話や、ネコ缶が開けられたと思っていってみるといつも空振りしてしまうお話しなどが印象に残っております。

 

  

 最後は弟分の「ブニーブニー」と鳴くコタロウ君も一緒に住むことになるのでした。

その後あやちんさんは結婚されて出産されますが、トラジ君とコタロウ君は幸せに暮らしている様子が見えて最終回になります。

 

 とてもいい漫画なのですがなんとコミックス化されているのが飼い猫編の前半部のみ。

 野良猫編全部と飼い猫編の後半部がコミックス化されていないのです。

  以前は電子書籍での販売がされていたようなのですが、僕が確認した限りでは現在は行われていないようでした。

 

 ぜひとも全編コミック化を願ういい作品です。