「さつまいもって種類が多すぎて、結局どれが一番甘いのか分からない」
「同じさつまいもなのに、お店によって甘さが全然違う気がする」
そんなふうに、いざ選ぼうとすると迷ってしまう方は少なくありません。
結論からお伝えすると、甘さで選ぶなら「紅はるか」「安納芋」「シルクスイート」の3品種が代表格です。
この記事では、糖度ランキングや品種ごとの食感の違い、美味しい食べ方まで分かりやすく解説します。
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さつまいもの種類で甘いのはどれ?糖度ランキングTOP3
さつまいもは品種によって甘さが大きく異なります。
まずは「甘さ」という軸だけで見たときに、代表格となる3品種を押さえておきましょう。
■①紅はるか:糖度がトップクラスの代表品種
紅はるか(べにはるか)は2010年に品種登録された比較的新しい品種で、「はるかに優れている」という名前の通り強い甘みとねっとり・しっとりとした食感が特徴です。
生芋の状態で糖度約35度前後、加熱調理すると50〜60度前後まで上がり、貯蔵熟成が進むと70度を超える記録も報告されています。
後味はすっきりとしていて上品な甘さのため、幅広い世代から支持されています。
■②安納芋:蜜があふれる濃厚な甘さ
安納芋(あんのういも)は鹿児島県種子島が発祥のブランド芋です。
じっくり加熱すると蜜があふれ出ることから「蜜芋」とも呼ばれ、生芋で約16〜20度、じっくり焼き上げると約40度前後まで糖度が上がるとされています。
果肉はオレンジ色でカロテンを含み、カスタードクリームのような濃厚な甘みとねっとり・クリーミーな食感が魅力です。
■③シルクスイート:上品でなめらかな甘さ
シルクスイートは2012年に登場した比較的新しい品種で、絹(シルク)のように滑らかできめ細やかな食感が最大の特徴です。
糖度の数値だけを見ると約8.8度と他の2品種より低めですが、水分が多くきめ細かな舌触りのおかげで甘さを感じやすく、上品でマイルドな味わいが続くため飽きがこないと評判です。
- 糖度重視で選ぶなら:紅はるか(加熱後糖度50〜60度以上)
- 濃厚な甘さが好きなら:安納芋(蜜のようなねっとり感)
- 上品な甘さが好みなら:シルクスイート(なめらかな舌触り)
なぜ甘くなる?仕組みと美味しい食べ方
■①加熱で甘みが急上昇する仕組み
さつまいもは生の状態では糖度15〜35度程度ですが、加熱すると「β-アミラーゼ」という酵素が働き、デンプンが麦芽糖(マルトース)に分解されることで糖度が一気に上昇します。
この酵素が最も活発に働く温度帯は60〜70℃前後とされていて、この温度帯を低温でじっくり長く保つことで糖化が最大化すると言われています。
電子レンジのように急激に加熱する調理法では、糖化のための時間が足りず甘くなりにくい傾向があるようです。
■②焼き芋・スイーツにおすすめの食べ方
甘みを最大限に引き出したいなら、低温(160〜180℃)のオーブンで60〜90分じっくり焼くのがおすすめです。
焼く前に塩水に30分ほど浸しておくと、甘みとしっとり感が増すという声もあります。
加熱後に冷やす「冷やし焼き芋」も、糖感が凝縮されてシャリっとねっとりした天然スイーツのような味わいになると人気です。
スイートポテトや干し芋などのスイーツには、裏ごししやすい安納芋・紅はるか・シルクスイートが向いています。
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食感タイプで選ぶ!ホクホク系とねっとり系の違い
甘さだけでなく「食感」も、さつまいも選びの大事なポイントです。
大きく分けると次の3タイプに分類できます。
- ねっとり系(極蜜・濃厚):加熱すると水分と糖化が進み、とろけるような食感と強い甘みを持つ。安納芋・紅はるかなどが代表例
- しっとり系(なめらか・バランス型):ホクホク系とねっとり系の中間で、絹のようにきめ細かく上品な甘さ。シルクスイートなどが代表例
- ホクホク系(昔ながらの王道):水分が少なめで粉質、栗のようなホクホク感と素朴な甘さ。鳴門金時・紅あずまなどが代表例
迷ったときは、「とにかく甘さを楽しみたいならねっとり系、昔ながらの焼き芋らしさを楽しみたいならホクホク系」を目安に選ぶと失敗しにくいです。
好みの食感がまだ分からない方は、複数の品種を一度に楽しめる食べ比べセットから試してみるのもおすすめです。
さつまいもの種類・甘さに関するよくある質問
Q: 一番甘い品種はどれですか?
A: 加熱後の糖度の高さで見ると、紅はるか(50〜60度以上、貯蔵熟成で70度超という記録も)と安納芋(40度前後)が特に甘い品種とされています。
Q: 甘い品種はどこで買えますか?
A: 紅はるか・シルクスイート・紅あずまなどはスーパーの青果コーナーや焼き芋コーナーで比較的入手しやすいです。産地直送の通販サイトや楽天市場の専門ショップでは、農家直送の熟成生芋や冷凍焼き芋の食べ比べセットも購入できます。
Q: 保存方法を教えてください
A: 風通しの良い冷暗所(13〜15℃前後、最低10℃以上)で常温保存するのが基本です。1本ずつ新聞紙で包み、ダンボールや紙袋に入れておくとよいとされています。10℃以下になると低温障害を起こしやすいため、冷蔵庫での保存は避けたほうがよいでしょう。カットしたものはラップに包んで冷凍、焼き芋や干し芋にした状態でも冷凍で3〜6ヶ月程度保存できるといわれています。
さつまいもの種類・甘さまとめ
さつまいもは品種によって甘さも食感も大きく異なります。
糖度の高さで選ぶなら紅はるか・安納芋、上品な甘さを楽しみたいならシルクスイートが代表的な選択肢といえます。
特に、
- とにかく甘いものが食べたい方
- ねっとり系の濃厚な甘さが好きな方
- 複数の品種を食べ比べてみたい方
といった方にはぴったりの選び方です。
気になる品種が見つかったら、まずは食べ比べセットから試してみてはいかがでしょうか。
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