今更ではあるが、酒類を扱うサイトを作る場合の注意事項をまとめてみた。

 

1.未成年者への注意喚起

「当店では未成年者への酒類販売はいたしません」とサイトに明記が必要

または「未成年者の飲酒は法律で禁止されています」とする。

 

フォントは明瞭かつ、商品価格より大きなサイズにしなければならない。

 

2.年齢確認

ショップサイトとなるが、購入画面において20歳以上であることを確認する必要性がある。

これまでは「20歳以上です」とチェックボックスなどで注意喚起していたが、それでは不十分とのこと。「年齢」の入力でもいいが、できれば「生年月日」を記入させるほうがいい。

もちろんプライバシーポリシーの記載も忘れずに行う必要性がある。

 

※ポップアップやモーダルウィンドウによる年齢確認について

サイト訪問時に表示される年齢確認ウィンドウ等であるが、これの設置も考えものとなる。

出すだけならいいが、初回のみに限定しないと閲覧のたびに出てきてしまう。

クッキーを利用するなどで限定はできるが、クッキーを利用していることを明記する必要が出る場合が高い。さらにクッキーの組み込みにも労力が割かれてしまう。

また、初回のみの注意喚起では不十分とされている。

よってこれらの実装は避けたほうがいいだろう。

 

3.特定商法取引法に基づく表記

オンラインショップには必須のもの。運営者などの情報表記や販売形態、支払い方法、返品などに関してはまとめたもの。

この辺りはまた別の機会にまとめようと思う。

 

と、まあ多くはオンラインショッピング関連になるのだが、酒屋さんなどのホームページにも記載が必要な場合もあるとは思う。

また、上記の他に下記もあった方がより配慮のあるサイト言えるのではないだろうか?

 

・飲酒運転は法律で禁止されています。

・妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を及ぼすおそれがあります。

 

以上である。