こんにちは、大成信一朗です。
あなたは「二足の草鞋を履く」という言葉をご存じだろうか?
2つの仕事をしても両方とも中途半端に終わるという意味である。
これまで、日本の社会では二足の草鞋は馬鹿にされてきた。
しかし現在、一足の草鞋の草鞋だけでは生きられない時代になった。
なので、私たちは今まで以上に二足目の草鞋(副業)に力を入れる必要が出てきた。
二足の草鞋を履く(副業をする)べき理由
二足の草鞋を履くべき理由は主に2つある。
- 一足の草鞋が途中でダメになる
- 一足の草鞋の履き心地が悪い
それぞれ、見ていこう。
一足の草鞋が途中でダメになる
一足の草鞋がダメになるとは働いている会社や産業が潰れるということである。
あなたはこんな事を聞いたことがあるかもしれない。
「設立してから10年以内に95%の会社が倒産する」
年数や割合に多少の違いがあっても、新しい会社が生き残るは難しいということである。
それでは、「10年以上経てば大丈夫なのか?」と思うかもしれないが、そうでもない。
「20年続いた会社の95%が30年以内に倒産する」というデータもある。
実際、歴史の長い大企業でも倒産したニュースは耳にしたことがあると思う。
また、たとえ倒産でなくても、リストラされる可能性だってある。
私たちの親やおじいちゃんの世代までなら社会の変化が緩やかだったため、一足の草鞋でもなんとか保ったかもしれないが、今の時代では下手したら5年ぐらいでダメになってしまう。
二足目の草鞋を準備する(副業をする)ことで、一足目の草鞋が壊れた時(会社が潰れたりリストラされた時)、スムーズに新しい草鞋(仕事)に履き替えることができる。
一足の草鞋の履き心地が悪い
履き心地が悪いというのは、給料が少ない(または上がらない)という意味である。
会社の給料を1万円上げるのは正直難しい。
しかし、副業で1万円稼ぐのはそれほど難しくない。
二足目の草鞋が必要なのは副業だけではない
二足目の草鞋は副業以外でも必要である。
例えば、新しいプロジェクトを始める時、失敗した場合に備えて別のプランも用意する。
このように予備や逃げ道を準備しておくことは心にゆとりが生まれ、積極的に挑戦できるようになる。
逆に言うと、ビジネスでは「1」という数字は不吉である。
ビジネスモデルが1つだけだと、それが上手く行かなくなった時に会社が潰れる。
顧客が1社だけだと、その顧客が取引を止めた時に会社が潰れる。
副業も同じである。
1つのブログだけに頼っていたら、ある日突然アルゴリズムが変わったら、急に稼げなくなる。
1つの分野の商材だけ売っていたら、その分野が廃れたら稼げなくなる。
なので、副業でも二足の草鞋を履こう。
二足目の草鞋を準備しよう!
これまで、「二足目の草鞋を履く」という言葉は、「成功できない」という意味で使われてきた。
しかし、時代が変わり、一足の草鞋だけでは、生き残れなくなった。
なので、私たちは否が応でも二足目の草鞋を準備しなければならなくなった。
また、ビジネスでは「1」という数字は不吉である。
だから、「二足目の草鞋を履く」というマインドセットを持とう。
大成信一朗