こんにちは、大成信一朗です。
テレビ番組やマンガがいい所で終わって、続きが気になる…。
こんな経験はないだろうか?
(むしろ、よくあると思う。)
逆に、完結しまった後は、すっかり忘れてしまい、感想を聞かれても意外と記憶に残ってなくて、「面白かったよ」とだけしか答えられない…。
なんて経験もしたことがあるかもしれない。
これは、あなたの記憶力の問題ではなく、人間心理の特徴である。
このように、終わっていない中途半端のものは気になるけど、終わってしまったのは忘れてしまう心理をザイガニック効果という。
このザイガニック効果はコピーライティングで意識的に活用するとすごい効果を発揮する。
そこで、ザイガニック効果について解説する。
ザイガニック効果とは?
ザイガニック効果とは、未完了のものや情報に一部隠されていると脳が不快に感じて、気になって全てを知りたいと思う人間心理である。
テレビのバラエティー番組がいい所で、「この後、まさかの展開が…」とナレーションが流れてCMになるのは、ザイガニック効果を使っているからだ。
また、マンガを集めている時、途中の巻が本屋に売っていなくて、どうしても手に入れたくなるのもザイガニック効果である。
ザイガニック効果のコピーライティングでの使い方
ザイガニック効果について理解し、効果がありそうだと思えても、使い方がわからなければ意味が無い。
そこで、ザイガニック効果の使い方を紹介する。
1. 情報を隠す
情報を隠すと、隠された情報が気になって、最後まで読んでしまう。
この記事のタイトルで「文章で〇〇して」と伏字にしているが、ザイガニック効果を使っている。
ただし、タイトルや見出しに使うと注意を引き付けるが、SEO的には弱い。
なので、SEO記事で使うなら、本文中で使うと良い。
2. 続きはこちら
別の記事やサイトに誘導したい時におすすめの方法である。
誘導したい記事やサイトを紹介し核心部分に触れる直前で、「続きはこちら」と目的にURLへ案内する。
内容を要約して紹介するのが普通だが、敢えて中途半端にするのが、ポイントである。
3. 何回かに記事を分ける
記事が長くなる場合、2回や3回に分けるのも良い。
そうすれば、1記事目を読んだ人が続きを気になって2記事目、3記事目と読むからである。
例えば、私は以前書いたマインドセットのマスター仕方の記事を2回に分けて書いた。
→ マインドセットをマスターする方法は十牛の教えに学べ(前編)
ドラマ、マンガ、小説などがこのパターンの代表である。
文章執筆にも使えるザイガニック効果
ザイガニック効果が活躍するのはコピーライティングの場面だけではない。
ブログやセールスレターやレポートなど、文章を書く時にも使える。
(特に長い文章を書く時に使える。)
33分33秒の法則という仕事術である。
この法則を使って文章を書くと、ザイガニック効果のおかげで長時間集中力を保つことができるので、普通にダラダラ書くよりも執筆量が増える。
具体的なやり方は、こちらの記事を読んでほしい。
ザイガニック効果を意識して使おう!
「続きが気になる…」
これはザイガニック効果と呼ばれる心理法則だ。
これを文章を書く時に意識的に使えば、本文を最後まで読ませたり、誘導したいURLをクリックさせることができる。
特にアフィリエイトでは必須のテクニックと言える。
今日から記事を書く時、ザイガニック効果を意識して使おう。
大成信一朗