こんにちは、大成信一朗です。

 

あなたはこれらの言葉を聞くと、どんな風に感じるだろうか?

問題、クレーム、失敗。

 

おそらく、心臓がギュッと締め付けられドキドキし、嫌な気分になって気持ちが落ち込むのではないだろうか?

 

逆にこれらの言葉を聞くと、どんな感じになるだろうか?

チャンス、感謝、成功。

 

きっと、胸からエネルギーがこみ上げ、背筋がゾクゾクして、「やるぞっ!」というワクワクした気持ちになると思う。

 

私たちの普段何気なく使っている言葉は私たちの感情に影響を与えている。

自己啓発での成功するためのマインドセットは、ポジティブシンキングである。

いくらポジティブシンキングを維持しようと努力しても、使っている言葉がネガティブであれば、心を積極的に保つことはできなくなる。

 

だから、積極的な言葉を遣うことは、ポジティブシンキングを維持するうえで非常に大事である。

しかし、私たちは普段、意識するしないにかかわらず、たくさんのネガティブな言葉を使う。

だから、消極的な言葉が積極的な言葉の量を上回り、ポジティブシンキングを維持できないのである。

逆に、【ポジティブな言葉 > ネガティブな言葉】になれば、ポジティブシンキングが維持でき、成功に近づける。

 

ネガティブな言葉をポジティブな言葉に言い換える方法

 

1つの言葉には複数の意味がある。

 

例えば、クレーム。

クレームには批判という意味もあるが、その一方で改善欲求という意味もある。

クレームを批判と捉えると、嫌な気持ちになる。

クレームを改善欲求(ヒント)と捉えると、嫌な気持ちにはならないだろう。

 

だから、クレームという言葉を使う時、批判ではなく改善のヒントと考えれば、クレームにもっと積極的に取り組める。

と思うが、そうはわかっていても「クレーム」という言葉を聞いた瞬間、私たちの身体はネガティブな反応をして、消極的な考えを頭をよぎってしまう。

そこで、もういっそ「クレーム」という言葉を使わず、「改善のヒント」という言葉に変えてしまおう。

 

例えば、あなたがカスタマーサービス部の課長だったとする。

そして、あなたは部下に「クレーム」という言葉を使わずに、代わりに「改善にヒント」という言葉を使うように命令する。

クレームがあった時、部下から「課長、お客様からクレームがありました」と報告があれば、あなたはドキッとして気が気じゃないだろう。

しかし、「課長、お客様から改善のヒントをいただきました」と報告されれば、「何々?」とあなたは建設的に耳を傾けられるはずだ。

 

問題、失敗なども他のネガティブな言葉もポジティブな言葉に言い換えることができる。

例えば、問題は、起きたら改善して次のステージに進めるチャンスなので、「チャンス」と言い換えることができる。

失敗は、やり方が違うということを学ぶ経験であるから、「学ぶ経験」と言い換えることができる。

このように、あなた自身やあなたの周りの人が消極的な言葉を積極的な言葉に意識的に変えれば、ポジティブシンキングを維持できるので、あなたは自然と成功する環境に身を置くことができる。

 

さあ、今からネガティブな言葉をポジティブな言葉に言い換えよう。

 

大成信一朗