こんにちは、大成信一朗です。

 

叱られるよりも褒められた方が伸びる。

 

このような人は少なくない。

また、コーチングやマネジメントの分野でも褒める重要性が語られている。

だから、あなたも部下や子供を褒めて伸ばそうとした経験があるかもしれない。

 

ところで、あなたは褒める時、何を褒めているだろうか?

行動だろうか?

それとも結果だろうか?

 

どちらをほめるかによって、成長スピードが大きく変わる。

 

結果よりも行動を褒めた方が伸びる

 

多くの人は結果を褒める。

例えば、営業を頑張って注文をたくさん取った部下に対して、「こんなにたくさんの注文を取って良くやった!これからももっとがんばれ」と褒める。

 

このように褒められるのは確かに嬉しい。

しかし、頑張っても結果が報われないこともある。

また、結果を出すことに意識するあまり、失敗を恐れてチャレンジを避けるようになることもある。

 

このような実験がある。

400人の子供たちにテストを実施し、本当の点数は教えず、「(100点満点で)80点だったよ」と一人一人に伝えた。

この時、グループを3つに分けて、別々の褒め方をした。

 

グループ1:「頭がいいんだね」(結果)

グループ2:「頑張ったから、いい点が取れたんだね」(行動)

グループ3:コメントなし

 

この後、やさしい問題と難しい問題を選んでもらってテストした。

すrと、難しい問題を選んだのはグループ135%、グループ290%、グループ355%という結果が出た。

結果を褒めた子供は良い結果を出して褒められるためにやさしい問題を選び、行動を褒められた子供は「もっと頑張るぞ!」と難しい問題を選ぶ傾向にある。

 

このことから、行動をほめられるとチャレンジすることにモチベーションが上がって積極的に挑戦してどんどん成長するということがわかる。

逆に、結果をほめると失敗することを回避するあまりチャレンジしなくなり、成長が止まる。

 

なので、結果ではなく行動を褒めた方が大きく成長するのだ。

 

自分自身に対しても結果ではなく行動にフォーカスしろ

 

これは他人に対してだけではなく、自分に対しても使える。

例えば成功体験と聞くと、良い結果を出したことを思い浮かべる。

これでは子供のテストの実験と同じで、チャレンジしなくなり成長が止まってしまう。

 

そこで、成功体験を結果ではなく行動にフォーカスしよう。

例えば、副業で10万円稼いだことではなく、毎日ブログを更新したことを成功と考えよう。

そして、行動したことを褒めよう。

例えば、ブログを書いたら、「今日もブログを更新してすごい」と自分で自分を褒めよう。

 

すると、行動することに対してモチベーションが上がり、行動が増えれば経験が増えて成長する。

成長するとできることが増えたり結果もでるので楽しくなり、更に成長したくなる。

そして、成長すれば成功に近づける。

要するに、褒めることで成長することにフォーカスする成功のマインドセットに変われる。

 

これからは、他人に対しても自分に対しても、結果ではなく行動を褒めよう!


PS:

2月14日はバレンタインデー。

あなたは誰かにチョコレートやプレゼントをあげる予定だろうか?

もしチョコを贈るのであれば、愛の5つの言語を使って渡そう。

人には理解できる愛の言語があり、外国語と同じように知らない愛の言語を使われても理解できない。

なので、相手にあなたの気持ちがちゃんと伝わるように、愛の5つ言語を使ってチョコレートを贈ろう。

 

→ 愛の5つの言語について

→ 愛の5つの言語別プレゼント攻略法

 

大成信一朗