こんにちは、大成信一朗です。

 

あなたには目標があるだろうか?

 

自己啓発や成功哲学を学ぶと、「目標が大事」とどんな本やセミナーでも語られるので、目標を決めたかもしれない。

また、新年に今年の目標を立てたかもしれない。

 

ところで、あなたの目標はどんなものだろうか?

多くの人は、お金持ちになりたい、起業したい、ダイエットしたい、理想の人と結婚したいなどの目標を立てる。

 

しかし、そのような目標を立てても、それを実現する人は多くない。

一方で、成功者はそんなの無理だと思うような実現不可能な目標を達成してしまう。

普通の人と成功者、一体どんな違いがあるのだろうか?

 

普通の人は自分のため、成功者は他人のための目標を立てる

 

普通の人は自分のために目標を立てる。

お金持ちになる、痩せる、結婚するなどだ。

 

一方、成功者は他人のための目標を立てる。

例えば松下幸之助は「家電製品を水道水のように広く行き渡らせる」という目標を立てた。

ビル・ゲイツの目標は「すべての机と、 すべての家庭にコンピュータを」だった。

ジェフ・ベゾス率いるAmazonは「地球上で最もお客様を大切にする企業になる」という目標を掲げている。

 

成功者の目標は壮大過ぎて、目標というよりもミッションやビジョンや理念と言える。

そして彼らの目標の根底には、他人が幸せになることに貢献するというマインドセットがある。

 

普通の人と違い、成功者は到底叶わないと思えるような壮大な目標である。

しかし、それが実現してしまうのは他人のためだからです。

 

要するに、実現する目標というのは他人のための目標である。

 

なぜ自分のためよりも他人のための目標の方が達成しやすいのか?

 

自分のためよりも他人のための目標が実現する理由は、人に貢献する行為はメンタルが強くなるからだ。

 

目標を達成する過程では、必ずトラブルが発生する。

自分のために頑張る人は、自分のキャパシティを超えた大き過ぎる困難に遭遇した時、「達成しなくてもいいか」と心の底で思ってしまう。

他人のために頑張ると、大きな困難に出会っても「絶対に達成しなければ!」と踏み止まれる。

 

困難に立ち向かう時のメンタルの違いが、成否を決めるのである。

人は自分のためよりも人のための方がメンタルタフネスになりモチベーションが上がり頑張れる。

あなたにも困難に直面した時、家族や仲間のために頑張れたという経験があるかもしれない。

 

貢献は成功に不可欠なマインドセットの一つなのである。

→ ギブ・アンド・ギブ(貢献)のマインドセットについて

 

もしあなたの目標が自分のためであったら、少し見直してもっと掘り下げてみよう。

きっと他人のためと結びつけることができるはずだ。

例えば起業するという目標も誰かを助けるためのサービスを提供するために起業するという目標に変えることができるはずだ。

 

大成信一朗