国内企業のバイオマス利活用市場 : 富士経済
<概要>
■ 10年度は前年の反動やバイオ燃料の導入が本格化して前年から72.8%伸び、1,218億円の市場となった。特にバイオエタノールは、ETBE(エチルターシャリーブチルエーテル)に合成してガソリンに添加し二酸化炭素排出量を削減する動きが進み、501億円と前年度の4.6倍に増加し市場を牽引した。
■ 15年度の全体市場は10年度から111.7%増加して、2,579億円の市場になると予測する。
■ 12年度以降「再生可能エネルギー法(再生可能エネルギーの固定価格買取制度:FIT)」の施行により、バイオマスエネルギーの利用増加が予測される。林内路網整備や林業機械整備などを進め、山から林地残材などを供給し易い環境が整えられ、エネルギー化施設が増加していくと予測する。
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