<概要>
■ 環境問題の根本的な解決方法の選択肢として科学技術によるものが考えられるが、科学技術による根本的解決が「可能である」と思っている割合は45%、「どちらともいえない」は33%、「可能とは思わない」割合は21%となっており、半数以上が科学技術では環境問題の根本的解決が難しいと考えている。
■ 科学技術についてどのような印象が持たれているかをみると、ネガティブな印象と比較して、ポジティブな印象について「そう思う」と回答する割合の方が高くなっており、全体的に科学技術はポジティブな印象を持たれている。その一方でネガティブな印象である「人間に悪影響をおよぼす」で約3割、「自然を壊す」で約5割、「副作用がつきものである」で約6割の人が「そう思う」と回答しており、科学技術に対してよい印象だけが持た
■ 全体で「利便性を犠牲にしても自然を保護する」が19%にとどまる一方、「利便性を損なわない範囲で自然を保護する」が65%となっており、多くの人がトレードオフ場面において、生活の利便性を損なわない範囲での自然保護を選択するという結果となった。

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