コロナ禍以降、
私たちの生活には様々な
「ルール変更」が
起こりました。
外に出るときには必ず
マスクを着用。
商業施設に入ると、
毎回、検温・手指消毒が
行なわれます。
多くの飲食店は
営業時間短縮を要請され、
映画館などでは観客の
人数制限が求められました。
これらは感染を
広げないための
重要な取り組みです。
しかしその一方で、
ルールを守るために経済面で
苦境を強いられる
人がいたり、
ルールを守っていない相手を
過剰に批判する「自粛警察」が
生まれたりと、
問題も生じました。
私たちの暮らしを
取り巻くルールとは
一体何なのか、
改めて考えなければならない
時期に来ているのでは
ないでしょうか。
そんなタイミングに
ぴったりの展覧会が、
六本木の
21_21 DESIGN SIGHTで
開催されています。
その名もずばり
『ルール?展』です。
この展覧会では、
法律・条令などの
社会的なものから、
「鬼ごっこのルール」など
日常的なものまで、
様々なルールについて
取り上げた
展示を見ることができます。
法律家の水野祐さんが
法的な観点から
コメントした作品解説を
読むことができ、
観て楽しむだけでなく
勉強にもなる展覧会です。
個人的には、
田中功起さんの映像作品
『ひとりの髪を9人の
美容師が切る
(二度目の試み)』が
印象的でした。
タイトル通り、
ひとりの
ヘアモデルさんの髪を、
人種も性別もキャリアも
異なる9人の美容師が、
共同でカット
していくという作品です。
普段は1人でカットを
行なう美容師。
それが9人での
共同作業になると、
どんな髪型にするか、
どんな手順で進めていくか、
話し合いが必要に
なってきます。
それぞれに髪型の好みや
こだわりが違うので、
意見が食い違う場面が
多々あります。
時には自分の意見を
しっかり主張し、
時には完成のために
妥協する。
そんな
コミュニケーションによって、
まさに「ルールを皆で作り、
随時見直して
修正していく過程」を
しっかり捉えた
映像になっていて、
見ごたえのある
作品でした。
この展覧会を観る前の私は、
「ルール」と聞くと
「上から与えられた規則に従うもの」
という
トップダウン型なイメージを
持ってしまいがちでした。
しかし、この展覧会で
提示されている多角的な視点や、
参加型の展示を通じて、
私たち一人ひとりもまた
社会の一員として
ルール作りに携わっているのだと
実感しました。
『ルール?展』は
11月28日まで開催予定。
ご紹介した以外にも
色々な仕掛けに
あふれた楽しい展覧会なので、
気になった方は
ぜひ足を運んでみて
くださいね。
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