北朝鮮ミサイルと集団的自衛権 - 鈴木馨祐
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北朝鮮が、弾道ミサイルの可能性が極めて高い「衛星」の打ち上げを予告している期間まで、一週間を切りました。
それに対して民主党政権も我が国の領域内にそれてきた場合に備えての破壊措置命令、さらには沖縄へのPAC3の配備を、といったことも報道されています。
今回のミサイルの打ち上げ、もちろん外交努力等により北朝鮮に打ち上げをさせない、あるいは万一の場合に備える、ということが重要なことは言うまでもありませんが、加えて我が国サイドの問題として解決せねばならないことは忘れられがちです。
本来は議論を深め決断を下す良いタイミングであるにもかかわらず。
そもそも、ミサイルは北朝鮮や中国から打ち上げられてから我が国に達するまでの時間はほんの数分です。
そして、実際の有事の場合には、一刻も早く迎撃しなければ、核や生物兵器、化学兵器等の弾頭が我が国の上空で爆発することになりかねません。
まさに発射された瞬間に瞬時に反応しなければ、きちんとした国土防衛などできるはずがないのです。
迎撃とて100%ではありませんから、二段三段の構えが必要なことを考えれば、初動が決定的に重要なのです。
特に、車載式かつ固体燃料式のミサイルに関しては、事前の位置や発射タイミングの把握が困難ですから事態はより深刻です。
そして、最近の軍事紛争を見れば明らかなように、先制攻撃においては、相手国の軍事力、防衛力を奪うことが重視されており、有事の際には開戦と同時に我が国および同盟国に対してミサイルが発射され、飛来する可能性が極めて高い。
そのような状況にもかかわらず、現状、我が国は憲法の解釈において集団的自衛権を認めていませんので、有事の際にも何よりも重要な初動ができません。
今の我が国の法律論のもとでは、実はミサイルが「日本方面」に向かって発射されただけでは迎撃が許されません。
集団的自衛権を認めていない以上、いくら我が国と密接な関係があろうとも、同盟国のアメリカの為に「防衛」をすることは許されていない。
角度や速度等から計算して厳密に「日本」に向かっていることが証明されなければ対応出来ないのです。
そもそも、アメリカに向かっているのがわかりながら、あるいはアメリカの艦艇に向かっているのがわかっていながら自分の国の憲法の解釈により防衛出来ません、というのは異常な事態であって、普通に考えれば同盟国に喧嘩を売っているようにしか思えません。
つまり、我が国の自衛のために絶対的に必要な日米同盟が集団的自衛権の解釈を維持すれば崩壊する可能性も否定出来ないのが現状です。
また、この様な判断の遅れが生ずれば、そのこと自体が我が国自身の自衛に大きなマイナスの影響を与えます。
本来であればこうした点について、今回の打ち上げをきっかけにもう一度問題提起し、集団的自衛権に関する解釈変更を決断するのか否かの議論をしっかりと進めるべきなのではないでしょうか。
表面的に「対応しています」という勇ましいポーズをとることだけではなく、有事に万全の体制で対応することができるような環境整備をあらゆる機会を捉えて進めておく、私にはそれこそが、本来の政治の責務だという気がしてなりません。
追伸
自分は集団的自衛権というのをチャント把握していないのでコメントできませんが・・・
“絵に書いた餅”的な軍備に膨大な防衛費を使っているのは確かですね!
その“絵に書いた餅”も必要ない世界が構築できたら、どんなに無駄な予算を使わなくて済むのだろう。
世界が平和でありますようにと祈るしかないのだろうか?
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