依頼していたクランクの点検が完了し、注文していた携帯電動ポンプもショップに届いたとのことで柳井のヒロシゲまで取りに行ってきました。
この度購入したのはCYCPLUSのAS2 Pro。
3種類のラインナップ(AS2、AS2 Pro、AS2 Pro MAX)のミドルグレードになります。
今まであったAS2というモデルにAS2 Pro、AS2 Pro MAXが追加されたのだけど、追加モデルはAS2と違って空気圧と3段階のバッテリー残量が表示されるモニターが付きました。
※AS2のバッテリーインジケーターは色の変化(緑-黄-赤)で残量がわかるそうです
それ以外にもバッテリー容量のアップにより空気を入れるスピードがアップし、高い気圧まで入れられるようになっています。
(AS2が【2.5分で100PSI(6.87気圧)】なのに対し、AS2 Proは【2分で120PSI(8.24気圧)】)
AS2 Pro MAXはサイクリングで携行するには嵩張るし重すぎるということで、AS2 Proにしました。
自分が使っているR250のツールボックスにも余裕で入るけど、既に他の色んな携行品が入っていてこれ以上入らない。。。ということでサドルバッグに入れて携行することにします。
実際に使ってみて、先日購入したタイヤグライダーに引き続き、値段は少し張るけど良い自転車用アイテムを入手できたと思います。
内容物は以下のとおり
①インフレーター本体
②取説
③保護カバー(シリコンカバー)
④持ち運び用防水バッグ
⑤充電ケーブル(TYPE-C / 5V 1.5A)
⑥仏式に変換するためのプレスタアダプター
⑦ホース
⑧ホース用予備のゴムパッキン
⑨米式で接続する際のノズルピン
⑩本体に内蔵されている密封シールの予備
⑪ボール用ノズル
⑧~⑪は使うことがないので自宅で保管します
サイズはシリコンカバー付きの状態で7.3cm×4.9cm×高さ3cm
本体重量は120gで、シリコンカバー(19g)、ホース&アダプター(24g)、持ち運び用防水バッグ(4g)を加えると合計167gでした。
自分が使っているサイコンのGARMIN EDGE830は80gなのでサイコンの約2倍の重さですね
使い方
❶+と-のボタンの上にあるボタンを長押しし電源を入れる
(電源オフも長押しでできるし、時間が経てば自動で電源オフとなる)
❷+と-のボタンの操作で入れたい空気圧を決める
初期設定では単位がPSIとなっているので、BARに変更したい時は+と-を同時押しし変更
❸空気圧を決めてから3秒ぐらい経つと設定が完了し、表示が0PSIとなる
❹しっかり奥まで差し込んで、+と-のボタンの上にあるボタンを押す
❺設定した空気圧になると自動で停止
※その他注意すること
①使用中は本体が高温になるのでシリコンカバーを被せる
②チューブのバルブ部分が樹脂のものについてはホースを接続して空気を入れる
③100PSI(≒6.87BAR)以上入れる場合はノズルからの空気の漏れを防ぐために付属のホースを取り付けて使う
ホースを使う場合は仏式のアダプターを装着し、仏式のアダプター部分をバルブに回しながら取り付ける
④防水ではないので携行する時は持ち運び用防水バッグに入れておく
充填に必要な時間を自分のロードバイクのタイヤで計測してみると…
23Cタイヤ・6.5BAR ➡ 1分03秒
25Cタイヤ・6.0BAR ➡ 1分08秒
タイヤの径や入れる空気圧によって充填にかかる時間が変わってくるようだけど、概ね1分と少々かかるようです。
一番上のボタンを押せば充填開始。
自宅玄関でやってみたからか、音が屋内で反響して結構うるさい
屋外だと少しは緩和されるようだけど。
充填中にインフレーター本体を持ってたら結構な振動!
エアー充填後にバルブを締めようとしたらバルブの先がすごく熱くなってました。
使い終わったら少し冷ましてから収納した方がよいかも。
実際に2回分入れてみたけど、インジケータは2回使った時点で2本に減りました。
6.0~6.5BAR設定なら3回ぐらい使えるのかもしれません。
今回はホースを接続して充填はしていないけど、これによって充填時間も多少は変わってくるのかな?
試しにこれまで携行していた携帯ポンプで4分間400ストロークで頑張ってみたら3.5BARしか入ってませんでした
6.0BAR入れようと思ったらどんだけ頑張れば良いのだろう。。。
ということで、ブルベやプライベートなロングライドを走っている途中にパンクしてしまった時になるべく体力を使いたくないのでこれまで使っていた手動の携帯ポンプは自宅に保管しました。
これからはこの携帯電動ポンプのみでの運用でいこうと思います。
複数回パンクしてバッテリーを使い切ってしまった時、モバイルバッテリーを携帯していれば、AS2 Proのバッテリー残量が420mAhとそんなに多くないので充電すれば再び使えるってのもメリットですね。
願わくば、走ってる途中にパンクすることがありませんように。