す 

 

 

マキネッタから始まり、エスプレッソマシンを購入してお家カフェ生活を楽しませてもらってました。

 

ソリスSK1014 バリスタ グラングストー スタイリッシュでカッコいいのですウインク

 

ソリス SK1014というエスプレッソマシンなのですが、ある日、スチームアームから蒸気とお湯が漏れ出してきました。元々スチームパワーが強くないので、さらにパワーダウンをしてしまっていました。

スチーム漏れの時の映像

 

ソリスのサポートさんに連絡をすると内部清掃が不十分なケースが多く修理をせずにお返しすることが多いです。という対応だったので。

 

ならば、自分で交換してみよう!!と思って、パッキンの交換をしてみました。

(※メーカー修理対象外になるのでみなさんは行わないようにしてください)

 

 

ソリス SK1014 スチームノズルのパッキン交換方法

【手順】
背面プラタンクを外す

背面にある。プラス皿ネジ 6カ所を外す。

 

 

長いプラスドライバーを使って天板を外す為に全面上部の2カ所のプラスネジを外す。



上からみてスチームの出口あたりの六角形のところをペンチ等で抑えながら、
スチーム根元の六角を14mmの眼鏡レンチで外す。


中にスプリングと真鍮の部品があるのでなくさないようにしてください。


スチームノズルの根元のOリングは、結構しっかりと挟まっているので、爪楊枝やラテアート用のピックまたは細めの針等でひっかけて引っ張りだします。

【ホジホジして出てきたOリングは擦り切れておりここからスチーム漏れでした。】


それから、P-9のシリコンOリングを元とは逆で押し込んで、ノズルとなじませるようにして戻す。


もう一つの出口側のOリング(同じくP-9)も、Oリング溝があるので、ひっかけながら取ると簡単に取れます。

Oリングを入れるときに少し固めだと思いますが溝まで入れて完了です。


【使った道具】


 

【スチーム部のOリング補足】

Oリングは、日本のP-9というサイズのOリングで大丈夫です(今のところ)
ただ、元のOリングもしっかりとシリコンのOリングが使われているので市販の黒色の水道用のOリングだと温度が80°ぐらいなのでこころもたない為、シリコンのOリングにする方がよいと思います。SK1014についていたOリングより自分で手配したOリングは硬さが違うかもしれないですが、使っていくうちに柔らかくなったり擦り切れてきて水漏れやスチーム漏れをするようになったと思われます。

左が元の擦り切れていたOリング。右が、交換を行ったシリコンP-9の Oリング。

 

 

 

 

交換を行ってみると以外と簡単でしたが。メーカー保証が残っている方は

メーカーへ修理を依頼することをお勧めします

【天板を外して中身をみた状態】
右下側がスチームノズルのバルブ(T型)バルブを回すとマイクロスイッチがありスチームモードになるようになっている様子。

サーモブロックからの吐出配管はPTFEのような硬い樹脂のΦ4配管このホースを接続する金具がなかなか手に入れなさそう。

(素人が、勝手に部品の手配が出来ないという事ですてへぺろ)

 

もちろん、メーカーである、ソリスジャパンさんのサービスには、これらの内部配管やポンプ、サーモブロックの部品を保有されておられると思います。サービスさんに部品がない事は流石にないと思います。なので皆さんは安心してソリスさんにサポートを受ける事をお勧めします。

 


独特のバルブにマイクロスイッチが取り付いているようです。

右側奥にサーモブロックがあり、T字配管(真鍮チーズ)で単純に分岐して、グループヘッドと、スチームノズルに2分岐されているようです。



青い部品が2方電磁バルブ

グループヘッド側には電磁バルブ(2方電磁バルブ)が接続されていて、ここでグループヘッドに圧力がかかった後の圧力を解放してドレンに排出している仕組みと思われます。高級機種には、3方電磁バルブでお湯をコントロールしますが、ソリスの場合は抽出が終わった時点でこのバルブを開いて圧力を逃しているようです。

ソリスさんのコストダウンしつつパフォーマンスのいいものを作ろうとしていることがこれを見てもわかりました。細かい部品がいちいちしっかりとしているので、なかなか内部で漏水とかはおきないのではないか?と思いました。

 

元々が海外マシンだと部品も購入可能かも?

ランチリオとかだと部品の入手が容易に可能なのかも?

 

 

と、いろいろと妄想にふけるのでした口笛

 

【2023.05.13 再度漏れが発生えーん再度パッキン交換】

P-9 シリコンOリング+ ノズルの付け根と真鍮の金物の間にS型Oリングを付け足してみて様子見を行っております。

 

 

その後…2024年3月9日現在

約6ヶ月使って再発しておらず無事に修理出来たと思います。

推測なのですが、上にいてるスプリングと球面ブッシュを抑える金物の強さが強く水止めの下のP-9のOリングが可動させるうちに切れてくるのかも?と思っております。上にS型Oリングを入れて少し押す力を吸収出来たから?かもと勝手に思っております。

 

と言いながらも、また数ヶ月後に漏れてくるかもしれませんがてへぺろ