山で怖いものといえば
猛毒を持つマムシや
野生のクマを
思い浮かべますが、
それに負けず劣らず恐ろしいのが、
スズメバチです。
被害が多くなるのは、
夏から秋にかけてで、
年間で４０人前後の死亡者数
（山だけではありませんが）
を数えるといわれています。
十分に注意してください。
平地でのスズメバチは
大きな巣を作るので、遠目にも分かりやすいのですが
山中のスズメバチは、土の中に巣を作ることがあるので、
発見が遅れる事があります。
動きの特徴は、
まず偵察用のスズメバチが１匹で飛んできます。
ここが、注意点なのですが、
絶対に手で払ってはいけませんよ！！
そんなことをすれば、敵性国家とみなされ
相手を興奮させてしまいます。
もし手で振り払ってしまって、
さらに５～６匹のスズメバチがやって来た場合は
とにかく走って逃げて下さい。
そうしないと大集団で襲ってきます。
もし、刺された場合は
患部を冷やし、毒をしぼり出して下さい。
そうして、一刻も早くドクターの診察を受けて下さい。
「ハチに刺されただけ」
といって油断してはいけません。
命にかかわることですからね。
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