偉大なる皮肉・同窓会編 | Short+α

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○同窓会に顔を出すと、世の中の残酷な現実を思い知るようになる。

 

○まず、そもそも連絡の取れなくなっている同窓生がいる。

 

○比喩的な意味で連絡が取れなくなっている同窓生だけでなく、文字通りの意味で連絡がつかない同窓生がいる。

 

○在学中は全くモテていなかった者が、社会的ステータスを獲得して一気に注目を浴びる。

 

○良い意味でも悪い意味でも外見が劇的に変わってしまった者がいる。

 

○年月を重ねるにつれて、結婚している/独身である、安定した職業である/そうではない、持ち家がある/実家暮らし、こういった区分が階層を作り上げるのを目の当たりにする。

 

○たとえば一流企業に勤めている、たとえばタワマンに住んでいる、たとえば富裕層の仲間入りをしているなど成功している同窓生がいる。

 

○そうした同窓生に対して「何でお前が××なんだよ」と怒りを見せるのがいる。

 

○傍目からすると、努力してきた成功者と、何もしてこなかった人間との違いが示されただけである。

 

○マルチの勧誘をしてくるのがいる。

 

○宗教の勧誘をしてくるのがいる。

 

○都会に出た者と地元に残っている者との激しい情報ギャップに苦慮する。

 

○後者は地方選への出馬を前提として活動している同窓生のターゲットになる。

 

○投資詐欺を持ちかけてくるのがいる。

 

○肝心の母校の変貌を知り、かつての面影はもうなくなっていることを思い知る。

 

○私事で言うと、出身高校の制服が「何だかなぁ」と言いたくなるブレザーに変わっているのを知って愕然とした。

 

○その一方で、卒業後にさらに高校は偏差値を上げ続けたので、その高校出身だというと地元では一目置かれることとなる。だからどうしたという話ではあるが。

 

 

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