辞典(かんく~かんけ) | Short+α

Short+α

大正時代の米騒動では、コメの値段が下がらなかった代わりにコメの値上がりをはるかに越える収入の増加があった
さあ、歴史を繰り返そう

【管区気象台】(かんくきしょうだい)
気象庁に所属する地方機関で、気象、地震、火山の観測、そして気象予報などを担当する。気象についてはかなりの可能性で未来予知ができるが、残念ながら地震予知は現代の科学を以てしても不可能である。

 

【寒苦鳥】(かんくちょう)
インドのヒマラヤに住むという想像上の鳥。夜にメスは寒苦を嘆いて鳴き、オスは夜が明けたら巣を作ろうと鳴くが、太陽が出ると寒さを忘れて怠けるという。仏教において、怠けて悟りの道を求めない人間の喩えに用いられる。とは言え、それが人間の本質というものである。

 

【寒九の雨】(かんくのあめ)
寒九に降る雨で豊作の兆(きざし)として喜ばれる。ただし、その頃に入試の時期を迎える受験生にとってはそれどころではない。

 

【寒九の水】(かんくのみず)
寒九に汲(く)む水で、薬を飲むのによいとされる。毎日の服薬をしている立場から言わせていただくと、残る364日はどうなるのだという疑問を抱くこととなる。

 

【勘繰る】(かんぐる)
あれこれ気を回して悪い意味に考える。また、邪推する。それがさらに発展するとトンデモ学説に行き着く。

 

【官軍】(かんぐん)
朝廷ならびに政府側の軍隊。転じて、勝った側。スタジアムで応援している者はその多くが自分達がこうなってスタジアムを後にすることを夢見てスタジアムに足を運ぶが、その夢が現実の前に叩きのめされる。

 

【監軍】(かんぐん)
軍隊を監督する役職。おそらくロシア軍には存在しない。それが本当に存在しているならウクライナ人は虐殺も拉致も暴行も略奪もされないでいられるはず。

 

【官家】(かんけ)
朝廷のこと、国家のこと。これと自分を同一視して天下国家を語る妄想癖の人がいるが、残念ながら、その妄想を抱いているだけで議員報酬がもらえ手しまうのが日本国というものである。

 

【官家】(かんけ)
官位の高い家。貴人の家。これを否定する政党の人間のトップの暮らしがこうであることは指摘してはいけない。

 

【菅家】(かんけ)
菅原氏の家系。特に菅原道真のこと。菅原道真の他にもたくさんいるし、たくさんの人の名が歴史に残っているのだが、それでもやはり菅原道真のインパクトにはかなわない。

 

【勧化】(かんげ)
仏の教えを説き、信心を勧めること。転じて、僧が仏寺や仏像を造営するため、信者に寄付を勧めて集めること。その出費も仕方ないと受け入れないと墓所も墓石もどうにもならない地域があることは知っておいた方がいい。父の死で身を以て知った。

 

にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村