【寛闊者】(かんかつもの)
派手好きの人。偏差値の低い人の成人式の情景。
【漢画派】(かんがは)
鎌倉末期以降に興った、宋元画の水墨技法を中心とした絵画様式の流れをくむ画家たちの系統。これを極めると涙を素材に足で描いたネズミが本物と見間違える出来になる。
【鑑みる】(かんがみる)
過去の例や手本などに照らして考える。うまくいけば、どんなに前例踏襲主義にこり固まった人を相手にしていても新しいこともできる。
【かんから】(かんから)
缶詰などの空き缶。これをペットボトル用のゴミ入れに平気で突っ込む人間とは会話が通じないので諦めたほうがいい。
【kangaroo】(かんがるー)
「争いは同じレベルの者同士でしか発生しない」のアスキーアートでお馴染みの動物。
【kangaroo care】(かんがるーけあ)
生まれたばかりの赤ん坊を母親に抱かせる保育法。特に、全身状態が安定した早産児に対して新生児集中治療室で行われるものをいう。前段に記したアスキーアートと見た目で強い関係があるが、前段のようなボケネタを書き記すつもりにはなれない。
【カンガルー島】(かんがるーとう)
南オーストラリア州南東部、アデレードの南西約一二〇キロメートルにある島。名前を裏切る話になるが、主な観光スポットはアシカやイルカなどの海の動物の観賞である。
【kangaroo fashion】(かんがるーふぁっしょん)
服の前方に付けられた大きなポケットを特徴とするファッション。この構造でもっとも有名なのは、2112年生まれの青くて丸いネコ型ロボットである。
【カンガルー輸送】(かんがるーゆそう)
平床貨車の床面に凹部を設け、トレーラーの車輪を落とし込んで輸送する方法で、ヨーロッパの鉄道で採用している。運送業者のカンガルー便のことではない。
【干戈を動かす】(かんかをうごかす)
戦争を始める。戦争反対を訴えている人の場合は自国のこれを愁いているが、攻め込まれるというケースについては完全に抜け落ちている。指摘してもまともな答えは返ってこない。
【干戈を交える】(かんかをまじえる)
戦争をする。人類の歴史はこれの歴史ではない。単に歴史資料が多くのこっているだけのことである。