【考え出す】(かんがえだす)
考えはじめる。多くの場合、期限が迫ると急速にこのモードに入り、提出し終えた後になってピークに達する。
【考え出す】(かんがえだす)
新しい案や新しい方法などをつくり出す。それが前例の無い画期的なことである場合、前例が無い理由は、文字通り誰も考えたことが無かったからではなく、既にあるのに気づいていないか、過去には失敗例しかないかのどちらかである。
【考え違い】(かんがえちがい)
誤った考え方をすること。また、その考え。自分は正しく相手はこうだという概念を疑わないでいる人間とは話し合いが通用しない。
【考え付く】(かんがえつく)
考えが浮かぶ。画面や本や紙に向かい合っているときよりも、風呂に入って頭を洗っているときのほうがこうなる。
【考え直す】(かんがえなおす)
今までの考え方を変える。捕まったテロリストに起こってほしい未来。
【考え直す】(かんがえなおす)
同じことをもう一度考えてみる。捕まったテロリストに起こる現実。
【考え深い】(かんがえぶかい)
深く考えをめぐらす様子。こうなっている途中で横から話しかけられると全てがリセットされ、元に戻るのに二時間は掛かる。それなのに「ちょっと悪いんだけど、××してくれない」という気軽な感じで話しかけられる。
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【考え物】(かんがえもの)
相手が考え込むような問いをこしらえ、その答えを当てさせる遊びで、相手にそれなりの学力を要求するので、それなりのフィルタとして通用することもある。
【考え物】(かんがえもの)
十分に考えなければならないこと。また、もう一度考えなければならないこと。現状から悪化する二択のうちどちらがまだマシな選択肢はどちらなのかという状況はもれなくこうなる。
【考える】(かんがえる)
偉いとされる人の書いた小難しい本を読んだだけで自分はこういう人間だと自惚れる。
【考える葦】(かんがえるあし)
パスカルの「パンセ」の中の言葉。このイメージとして考える人の像を思い浮かべるがいるかもしれないが、あの像の作者はロダンである。

