偉大なる皮肉・新居選び編 | Short+α

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寝耳に水は一瞬にして目覚める反面、すぐに眠れる
寝耳に蚊は一瞬にして目覚める上に、退治しない限り眠れない

○32歳のときにマンションを買ったことは何度か書き込んでいるが、本日はどのような経緯でマンションを買ったかを記してみる。

 

○実は、家を買うと考えたことはなかった。

 

○ただ、それまで済んでいたアパートの更新の時期が来ていたのと、更新のタイミングに合わせての家賃増額が決まっていたので、更新費用に加え、今後も家賃を払い続けることを考えると、いっそのこと買ったほうがトータルで安いのではないかと考えた。

 

○そこで、計算した。

 

○結果は、「固定資産税を加えても買ったほうが安い」。

 

○それからはどの家を買おうか、戸建てにしようかマンションにしようかという話になり、そのタイミングでマンションの新築分譲の知らせに接した。

 

○そして、分譲価格を調べ、ローン利率を調べ、払える頭金を調べた結果、「買えるんじゃね?」という結論に至った。

 

○マンションのモデルルームに行って詳しい話を聞くとき、スーツを着て、会社の名刺を持っていった。これが功を奏した。

 

○どういうことかというと、アンケートの職業欄が「公務員・上場企業正社員(一部・二部・その他上場)・その他(  )」という選択肢になっていて、最初から正社員でも公務員でもない人を相手にしていない雰囲気がまじまじと出ていた。

 

○なので、運転免許証と会社の名刺を持っていったことが功を奏した。一応は上場企業の正社員なので、条件はクリアできている。

 

○なお、実際に引っ越した後で知ったが、弁護士をはじめとする士業の方々や、医師の方々も同じマンションにいたので、必ずしも公務員や正社員に限定しているわけではないと理解したが、同時にやりきれない感情も抱いた。

 

○さらにここでもう一つの問題に直面した。頭金である。分譲価格の10%ぐらいだろうと思っていたら最低でも20%ということで、払えない金額ではないが気軽とまでは言い切れない金額であった。

 

○ただ、それがプラスに働いた。どういうことかというと、毎月の住宅ローン返済額が減る。頭金を10%と考えての住宅ローン返済金額を計算していたのが、頭金が20%になったことで貯金が減ったものの、毎月の返済額が減り、返済総額も減った。

 

○それから先は住宅ローン利率と睨み合い続けつつ、毎月返済し続ける生活である。

 

○そして痛感した。家を買った瞬間、人は大人になる。

 

○あと、職場での家持ちの先輩社員と話がものすごく合う。それこそ、今まで全く打ち解けなかった先輩社員との間の壁が一瞬で氷解した。

 

 

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