辞典(かるに~かるは) | Short+α

Short+α

新作公開
https://amzn.to/446DlZF

【carnitine】(かるにちん)
肝臓や腎臓でアミノ酸のリシンとメチオニンから合成されるビタミン様物質の一つ。生体内ではL-カルニチンが脂肪酸をミトコンドリアの内部に運び込む役割などを果たし脂質の代謝に重要な働きを担っていることから痩せることに貢献しているはずなのだが、我が体内では有効になってくれない。

 

【軽の市】(かるのいち)
古代日本において大和国の軽で開かれていた市。この時代の京都、というか山背国は田舎であったことは指摘してはならない。

 

【軽大郎女】(かるのおおいらつめ)
允恭天皇の皇女。古事記や日本書紀に記されている軽皇子との恋愛模様をここに書き記すとどこかの検閲に引っかかりそうなので黙ることとする。

 

【カルノークラウジウスの原理】(かるのーくらうじうすのげんり)
高温熱源から熱Q2をもらって、仕事量Wを行い、低温熱源に熱Q1を捨てるサイクル。あくまでも熱力学の話であり、経営学の話では無い。

 

【Carnot's cycle】(かるのーさいくる)
フランスの物理学者S=カルノーの考えた、熱機関の熱効率が最大になる理想サイクル。蒸気などが、高温と低温との間を等温膨張、断熱膨張、等温圧縮、断熱圧縮の四行程で循環するというもの。熱力学の話であり、ビジネスにおける比喩として用いると失敗する。

 

【軽皇子】(かるのみこ)
允恭天皇の皇子。古事記や日本書紀に記されている軽大郎女との恋愛模様をここに書き記すとどこかの検閲に引っかかりそうなので黙ることとする。

 

【CALPERS】(かるぱーず)
カリフォルニア州公務員退職年金基金(California Public Employee Retirement System)。アメリカにおける代表的な機関投資家であり、企業経営に対する強い発言権を有している。いかに儲けるかだけを考えていて、従業員の生活や企業の未来についての視点が抜け落ちていることは指摘してはならない。

 

【軽はずみ】(かるはずみ)
野党の言動。

 

【カルパチア山脈】(かるぱちあさんみゃく)
ヨーロッパ東部、ポーランドとスロバキアとの国境付近からウクライナを経てルーマニアに及ぶおよそ一三〇〇キロメートルに連なる山脈。テロ土人どもにはこれこそがロシアの西端の国境に見えるのかもしれないが、そんな概念は妄想である。

 

【carpaccio】(かるぱっちょ)
牛肉または魚肉を生のまま薄切りにしてオリーブ油やスパイスなどで和えた料理で、和食で言うところの鱠(なます)のようなもの。もっとも、鱠の由来は中国料理であるが。

 

【calvados】(かるばどす)
フランス北部ノルマンディー地方のカルバドス県特産のリンゴ酒から造る蒸留酒。食後酒として飲まれることが多く、デザート、特に同じくリンゴを由来とするタルトタタンと相性が良い。まあ、禁酒した私にはもう愉しめないが。

 

【Κάρπαθος】(かるぱとす)
ギリシャ南東部、エーゲ海最南部に浮かぶ島。ロードス島とクレタ島の間に位置する島であり、ドデカネス諸島の中で二番目に大きい。特に夏季になると多くの観光客が押し寄せ、その数は島民の二倍に達することもある。

 

にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村