辞典(からは~からふ) | Short+α

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【唐橋】(からはし)
唐風に建築した、欄干のある弓形の橋。琵琶湖南端の瀬田川に架かっている橋が有名。瀬田川と言われてもピンと来ない人でも、京都では宇治川、大阪では淀川と名前が変わると言えばピンとくる人はいるであろう。

 

【唐花】(からはな)
中国から渡来した花をベースとして考案された文様で、花菱ともいう。これを家紋とする人の先祖を辿ると藤原氏に行き着くが、平氏由来の人もいる。その家系図が正確かどうかを確かめてはならない。

 

【カラハリ砂漠】(からはりさばく)
南アフリカ、ボツワナ、ナミビアの三ヶ国にかけて広がる砂漠で、砂漠ではあるのだが降水量が多いことから、地理学に詳しい人から果たして砂漠と呼んで良いのだろうかというツッコミを受ける宿命を持っている。

 

【屍櫃】(からひつ)
遺体を入れるための棺。考古学を専攻するとこれに詳しくなってしまうという運命が待っている。

 

【唐櫃】(からびつ)
脚が四本ないし六本の、蓋のついた方形で大形の箱。箱の中には大切な品がしまわれ、箱の下には愛猫が生息する。

 

【唐人】(からびと)
奈良時代から平安時代にかけての中国人に対する呼称。唐が滅亡した後もこの呼び名は続いた。探すと今でも使われている局面が出てくる。

 

【韓人】(からびと)
本来の意味は外国人全般に対する呼称、狭義では朝鮮半島出身者に限定する呼称。前段と違いこちらは現在となっては使われていない。

 

【乾びる】(からびる)
「涸びる」「嗄びる」「枯らびる」とも書く。乾いて水分がなくなること、また、草木がしおれること。このようになってしまった植物には哀愁を感じるが、その植物が花粉をばらまくスギであった場合は除く。

 

【空便】(からびん)
汽船や航空機、あるいは鉄道などで乗客や貨物を積まずに運行されること。意図的にそのようにしているケースと、需要がないのでこうなってしまっているケースとがある。埼玉高速鉄道もこうなると言っていた人間は多々いるが、その中の一人として、その言動の誤りを認め謝罪したというケースはないどころか、選挙で投票しろと言って平然としている。

 

【唐風】(からふう)
中国のやり方。中国風のやりかた。それを無理に日本国に当てはめた結果、一八〇年間に六回も全国的な飢饉を巻き起こしたのが律令制である。

 

【空吹かし】(からぶかし)
自動車やオートバイで、ギアをニュートラルにしたままアクセルを使ってエンジンの回転数を上げること。寒冷地などでは意味があることもあるが、そうでなければうるさい代わりにさほど意味は無い。

 

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