○本日1月31日は「生命保険の日」。明治15(1882)年の今日に日本初の生命保険金の支払があったことが由来である。
○現在は銀行で働いているが、かつては某保険会社で働いていた身であるのである程度の事情はわかるはず。
○本日は、保険会社で働いていた身だから記すことのできる、保険に関するあれこれを、企業秘密に抵触しない範囲で書き記してみる。
○保険料の支払いに困っている人は、保険料の支払いを毎月の支払から年に1回の支払にするという手がある。保険会社によって割合が異なるが、平均すると5%の節約になる。
○また、保険料の支払を銀行口座からの引き落としやクレジットカードでの決済から給与控除にすると、やっぱり5%ほどの節約になる。
○つまり、年に1回、給与や賞与が振り込まれるタイミングで1年分の保険料を給料から引いてもらう形にすると、最大で10%ほど保険料を少なくすることができる。
○そのときに振り込まれる給与がムチャクチャ減ることになることについてはあえて指摘しないことにする。
○生命保険、個人年金保険、地震保険に限定される話であるが、保険料を払うとその分の金額を年末調整で申請することで、所得税を再計算し、ある程度の金額が税務署から戻ってくる。
○保険会社間は、一見するとシェアをめぐる骨肉の争いを繰り広げているように思われるが、実際にはある程度の共存関係が存在している。もっとも、その共存関係の具体的な例を書くことはできない。企業秘密に抵触するので。
○この共存関係と保険会社の合併との間に関連性はない。実際に合併にかかわったことがあるが、働いていた本人には「え? あの会社と合併?」という驚きしかなかった。