辞典(かみし~かみせ) | Short+α

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【紙障子】(かみしょうじ)
石原慎太郎の小説で放送禁止用語の描写を伴うあれ。

 

【上女中】(かみじょちゅう)
主人のそば近く仕え、奥向きの用事をする女中。息子の結婚相手をこのように扱う人間がたまにいるが、そうした人間がまともに介護をしてもらえると思ったら大間違いである。

 

【神信心】(かみしんじん)
神を信仰すること。また、その人。マルクス・レーニン主義の影響を受けてこれを否定すると、マルクスとレーニンとその国の独裁者が新たな神になる。

 

【紙漉き】(かみすき)
紙、特に和紙を作ること。また、それを職業とする人。その職業の途中で放置して冷やさねばならない行程があり、その間に吉原に足を運び、やっても何もしないことからできた言葉が「冷やかし」。

 

【髪梳き】(かみすき)
頭髪を櫛(くし)でとかすこと。昭和時代の偏差値の低い中学に通っていた男は、中学時代は校則で、中年以降は加齢から来る脱毛で、これができなくなる。

 

【神杉】(かみすぎ)
神域にある杉。神が降臨するという杉。神だろうが何だろうが花粉をばらまく存在になどとてもではないが敬意など抱けない。

 

【紙漉き歌】(かみすきうた)
紙すきの作業のときに歌う民謡で、何かを歌うことで黙って手を動かすことよりも効率の向上と心身の状況を図ることができる。今だとラジオを付けっぱなしにするというのに似ている。

 

【髪筋】(かみすじ)
髪を櫛で梳いたあとの筋目。また、髪の毛そのもの。転じて、きわめて少ないこと。我が頭頂部を眺めた客観的評価でもある。

 

【紙相撲】(かみずもう)
紙で作った力士の人形を台の上で組ませて台を叩いて勝負を競う遊び。一定の世代だとキン消しでこれをやったことがあるはず。

 

【かみずる】(かみずる)
のぼせあがる。上気する。風呂から出た後と、暑い空間にずっといるときはこうなる。

 

【紙製】(かみせい)
紙で作ってあること。また、紙で作ってある製品。傘がこれだと聞くと一瞬「え?」とは思うが、実物を見ると納得する。

 

 

 

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