【火防】(かぼう)
火事をふせぐこと。このおかげで火災が起こらないでいるという理由で消防予算を減らす人間がいるなら、一刻も早く議会から追い出して二度と政治にかかわらせないようにしなければならない。
【花貌】(かぼう)
花のように美しい顔。当ブログの筆者の場合は鏡を見るだけでこれを堪能できる。
【加法混色】(かほうこんしょく)
光の三原色である赤、緑、青を、それぞれの輝度を調節して混ぜ合わせて需要に応じた色の光を生み出すこと。そのあとでタオルないしは手ぬぐいを持って「ちょっとだけよ」とマイクに向かって囁くところまでがセットである。
【下方修正】(かほうしゅうせい)
従来の予測や計画よりも低い数値に設定し直すこと。特に、企業が年度の途中で年間の業績見通しを当初の予想よりも低く見直すこと。通常、これがあると株価が下がる。なお、世の中にはそのタイミングを狙って株を買って資産を増やすことに成功する者もいる。
【加法定理】(かほうていり)
関数f(α+β)=F{f(α),f(β)}の関係で表される定理。三角関数においては、何はなくとも、sin(α±β)=sinαcosβ±cosαsinβやcos(α±β)=cosαcosβ干sinαsinβのこれを覚えておく必要がある。なお、端末によってはマイナスプラス記号(∓)を表現できないことがあるかもしれないので、本欄では代わりに干(ほす)の漢字を記しておいた。
【果報は寝て待て】(かほうはねてまて)
幸福の訪れは人間の力ではどうすることもできないから焦らずに時機を待てという言葉。実体験で言うと、そもそも前提となる幸福が存在しない。
【果報負け】(かほうまけ)
運があまりに良すぎてかえって災いを招くという、羨ましいことこの上ない状況でもある人へのやっかみの言葉。
【果報者】(かほうもの)
幸せ者。前段と同様のやっかみの言葉であるが、まだ許される範囲のやっかみの言葉。
【過飽和】(かほうわ)
溶液中に溶解度以上の物質が含まれている状態で、小学校の理科で習った知識が通用しなくなる瞬間。でも、中学の理科の知識があれば問題ない。
【過飽和】(かほうわ)
蒸気が飽和点以上に存在していること。飽和水蒸気圧以上になっても水蒸気が凝縮しないのがこの例であるが、真夏の埼玉の湿気の籠もった暑さはこれでは無い。